「生 きる。その想いだけは、持っている筈だ」    


・PreAct    

†BGM : 「oblivious」(http://www.nicovideo.jp/watch/sm2109329)

         

【RL】:・キー申告    

【雨秋】:カゲ●         

【RL】:・自己紹介        

【雨秋】:なんか、あれ。スタイルアサシンってあったっけ?とか悩んだ。    

【RL】:ねぇよ!(笑)あ、PSルールと切り札ルール適用ねー。    


 フリーラ ンス/ストリートチルドレン/暗殺者    

 "月無"雨秋 玻璃枝     

 レッガー◎,カブトワリ,カゲ● 

 元、バーブチカで、花の名前を得る前に逃げ 出したツヴィートーク。    

 現在はストリートで同じような身の上の集団 とみを寄せ合い、細々と生き繋ぐ。     通称スレデレ。    

 http://navyleague.sakura.ne.jp/invul/ndb.php?CMD=view&NO=4205  DB。    

【雨秋】:プレアクトは、銀の目と栄養ドリンクとサタデーナイトを山盛りかいます。以上、中の人はいぬやです。よろしくおねがいしまーす。     

    

【RL】:淡々忌憚と語られますは、荒唐無稽な御伽噺。語り手は、ご存知の通り私GT。紅赤灼朱、派手に染まりし終幕ですが、どうか最後までお付き 合いいただけますよう。

【雨秋】:やんややんや。


・アクトコネ 九社前夜長 推奨:【生命】    

【雨秋】:ヨナガァ!生命で受領。    

【RL】:進呈、Over.1.2.3...Go.


・PS 『生き延びる』    

【雨秋】:生き延びてやるっ! 受領。    


    

●OPENING: 1    

◎Scene Card : KARISMA ( 忍耐 )    

・Stage :(株) 特異進化人類研究機関 / White    雨秋:-/1

†BGM : 「Don't Look Behind (requiem version)」(http://www.nicovideo.jp/watch/nm3447077)    


 (株) 特異進化人類研究機関。    

 胡散臭い、バイオテクノロジー関連企業だ。     

 今回の仕事- Biz-は、此処─特異研の機密情報の奪取。下手をすれば私設軍くらいの装備をしている事もある企業の警備ではあるが─    

【雨秋】:ではあるが、じゃないよ!な、仕事選べよ、雨秋!    

    

 どうも、此処は 手薄というか…有り体に言えば、嫌な予感がした。    

【雨秋】:なん……だと……!?誘われてる!?    

【RL】:シャドウランの、依頼を思い出せ!ああいうのだ!    

【雨秋】:なんで、チームで走らないで単品ではしってんだよ!意識体のシャーマンとメイジを護衛にくれよ!

【RL】:チームいるよ!エキストラで。デッカーエキストラとフォーマーカンパニーマンが頑張ってる。ちなみに依頼主は、千早とかじゃないかなぁ。まぁ、此処には背景はない。良くある企業間闘争というだけ。

【雨秋】:ストリートサムライこいよ!(笑)

【RL】:お前だよ!(笑)

    

【雨秋】:「……」


 潜入。

 どちらかといえば、得意な分野だ。幾度もこな し、潜り抜けた。だからこそ、感じるものがある。    

「(……誘われてる……?)」     

 目を、細める。    

 其の間にも、 チームから送られる情報がIANUSを掻き鳴らす。    

    

【RL】:"それ"があるのは、二ブロック先の研究室。"それ"が何かは、知らない。ただ、今現在特異研が開発中の、軍用兵器であるということだけ だ。    

【雨秋】:報酬だけはべらぼう。何で引き受けたのか思い巡らし、かぶりを軽く振る。

 いつもなら下ろされている髪は、今はきちんとまとめられ、邪魔にならないようにしている。それが、逆にいつもと違う感覚を加速させる。

 嫌な予感はす る。する、が。失敗、撤退はおまんまの喰い上げを意味する。明確な失敗以外は、退く気は無かった。    

     

【雨秋】:若さゆえの自信。ドラッグからの高揚。死んだら死んだで、という捨て鉢。すべてひっくるめて。    

【RL】:ラリってる!

【雨秋】:らりらり。


 慎重にその 扉の前までくる。うまくカメラに見つからないのは、ニューロがうまくやってるんだろう。乾いた唇を、軽く舐めると唇を湿らせた。    

【RL】:音もなく、静音仕様の扉が開く。


 ゴポ……。    


【RL】:─そこは、薄暗い研究室。8ツの小さな培養層。一ツの大きな培養層。無数の大型タップと、メモリの山と、判断のつかない実験機器の数々。 恐らく、ここのデータを持ち帰ればいいはずだ。    

    

 絵に描いたような、実験施設。唇を軽く尖ら せ……実際に音をならすわけではないが、口笛を思わずふく。周囲に人がいない事を確かめると、短刀を引き抜き、一際大きなマシンの前までゆっくりと歩む。     

 その両側を、柱 のように立ち並ぶ培養層を見る。小型のヒトガタ。幻想の物語なら、マンドラゴラとでも言いそうな、そんなものたち。    


【RL】:そして、一番奥。一際大きな培養槽の中には、人間が入っていた。    

    

 ゴボ…。

【雨秋】:げえ。(笑)    

【RL】:中のモノが、ゆっくりとその目を開く。(http://motiron.hp.infoseek.co.jp/html/NOVA/rakugaki/ph001.jpg) にぃ、と。    一糸纏わぬその─少年?は、雨秋を見て笑った。    

【雨秋】:「!?」    


 飛びすさるように、退くと近くの培養層の 影に身を隠す。ヒルコか?奥のトロンに、有線接続をしてデータを持ち帰れば終わりの仕事だというのに。逡巡は2秒。乾いたプラスティックの音を小さくなら すと、手の中に銃を収める。襲ってくるようなら、殺る。    


 ─……。……ロ…。    


【RL】:ふと。囁き声がした。自らが身を隠した、培養槽の─中から?    

【雨秋】:ヒルコを見ていた、目線を、上に上げる。そこには、先ほどのヒトガタのナニカ。(http://www.awg- fsmd.jp/~gotoheaven/images/pae.jpg)

【RL】:    ─逃ゲロ。死ヌゾ。


 ライトブルーの培養液の中、ゆらゆらと揺 れる長い髪。

 何か、遠くを見るような目。     

 知っている。この目を、知っている。     

 死を見つめる人 間の目だ。しかし、それにしては─こいつの目は、爛々と輝いていた。 生への、渇望と言う奴に。    

【RL】:ちょっとリアクションしたら、こっちから動きがあって、シーンをきるよ!

【雨秋】:うい。えーっと……、何してもいい?

【RL】:何してもいいよ!ぶっちゃけ十叶さんくるからよ!(笑)    

【雨秋】:OK。


 パスッ。    

 サイレンサーのついた銃声。

    

【雨秋】:「……!」    

    

 未知なるモノを、人は畏れる。     


 パスパスパスっ    


 その、成人男性のヒトガタの浮く培養層を、内心酷く怯えながら、顔は無表情のままに撃つ。    

 溢れ毀れる、青く輝く不可思議な液体が床にこ ぼれる。

【雨秋】:とりあえず撃った。(笑)

【RL】:ぱりあああああああああ!?

    

 ヒトガタは、一瞬にて肉片へと変わった。培養 液に混じる、紅いアカイ血のような何か。    

 あの声も、もう聞こえない。

 びちゃびちゃと撒き散らされる液体が、じわり と広がり足元へと。    

 ─その液体に。背後に立つ、男の影が映ってい た事に、(http://ukaie.awg-fsmd.jp/_nova/archives/T_Ukai/20080908_10.gif


       《不可知》    

 気付いたのは。    

 背後から胸。雨秋の細い身体を、男の貫手が貫 いた後だった。    

 「侵入確認。排除完了」

 無機質な声。

【RL】:イベントだから、好きに死ね!(何)

【雨秋】:な、なんだって。よぉし!


 甘い。甘い、甘い香り。    

 それは、その青い液体の放つ芳香か。それと も、死の誘いのカイナか。    

 生きたいとい う、生の謳歌への渇望か。    


 「……カッ…は……」    


 びちゃびちゃと、汚らしい音をたて胸から口から、尋常ではない量の紅いものが吐き出される。    

 白く、暗い世界が視界に訪れる。     

 まず、思ったのは「ラッキーだ」ということ だった。長く苦しまずに、意識を失えるというのは僥倖だ。

 ほほに、温い液体の感触。     

 眼前の液体は、自分の血液の混ざった目の覚めるような。    

【RL】:ざくむ…。

【雨秋】:享受者になって復活。

    

 逆に、コレで終わったという、安堵を感じなが ら意識を、手放した。

【RL】:引き抜かれ、身体が重力に囚われて─暗転。     





                  ─それが、全ての始まり/終わりだった。     



「――シニタク ナイ」    

    

          宵闇に染まる、空を見る。    

    

「――イキタイ」    

     

          暁に染まる、街を見る。    

     

「――イキテイタイ」    

     

          私達は、何故此処に居る?    

     

「――シヌ ノ ハ イヤ」    

     

          私達は、何故生きている?    

     

「――イキノビル」    

     

          答えは、出てこない。    

     

「――イキ テ ヤル」    

     

          ただ、私達は──……    

     

「――――……」    

     

          巡り廻って上がる紅紅朱幕。    

          彩る死闘演ずる九ツ獣々路。    

          只今刻より始まる跳梁跋扈。    

          荒唐無稽御伽噺に華が咲く。    

     

          活目せよ。    

          今宵、災厄の街を異形達が疾駆する。    

    

     

     

       TOKYO N◎VA the Detonation    

         "Under Heven's Bar" Present...Vol.2                

           Script:Fushimidoh & GT Direction:Fushimidoh 

            rev.28(2nd)/Ignition         


     

【雨秋】:いや、いい話だったね。(終わった顔をしながら)

【RL】:まだおわってねぇ!はじまりだ!    

    

    

          “rebirth.Universal.nature.(5th)”    

    

                ――As soon as man is born, he begins to die.    

                         死の淵から運命を奪い取れ。    

 

 

●RESEARCH: XX...

 

 

『九社前主任。もう一度、私を納得させうる説明を』

 薄暗い部屋の中、ぼんやりと点灯するDAK.

 青白い光が、幾分やつれた、研究者然とした男の顔を照らし出す。

 飾り気の無い眼鏡、ファッションではなく本物の無精髭、技術屋らしい多少やつれた頬。

 しかし、その様相とは裏腹にその顔は、その瞳は若々しい。─童顔、ともいえるが。

「緊急事態でした」

 ごくりと喉を一度鳴らして、九社前夜長という名の男は答える。

「Serial-r.U.n.007 "Paria"が、受肉の前段階ですが─死亡という単語を使いましょう」

「死亡の危機に陥っていました。それを救う為、最も最良の手段を取ったつもりです」

 DAKの画面に映るのは、矍鑠とした老婆。

 彼女は計るような瞳を向けて─……つい、と視線を落とした。恐らくは、手元にある資料。

『…すぐにNo.7を使用すれば良かったのでは?』

「実験において、イレギュラー要素は排除すべきです」

『イレギュラー、といったわね』

  老婆の瞳が、細まる。

『その子こそ、一番のイレギュラーではなくて?』

  老婆の視線は、夜長の後方。

  無数のケーブルや検査機器を取り付けられ、ベッドの上で横たわる一人の少女に向けられていた。

 少女の意識は無い。

 顔色はそれこそ紙のように白く、生気が無い。随分と血を流してしまったからだろう。

 浅い呼吸をおぎなうように取りつけられたマスクが、呼気にあわせて少し曇ったりはれたりを繰り返す。

『……再生状況を見るに、どうやら"覚醒人類種"への進化は成功したようですけど』

『もし、その子が"可能性保持者"でなかったとしたら?』

「それは」

『そうでなくても』

 老婆は、九社前夜長の発言を意図的に叩き潰した。

『状況から見て、彼女は明らかにイリーガル・エージェント』

『ストリート上がりの荒事屋といったところでしょう。彼女が、"覚醒人類種"としての』

 ぴた、と息を止めて。

『"r.U.n."の力を用いて、我々に反抗してきたら』

『九社前主任。あなたは、どう責任を取るおつもりですか?』

 ゆっくりと。

 九社前夜長は、眠り続ける少女を見て。

「あの状況では、これが最善の策だったと確信しています」

「僕が研究者である限り、主任である限り、この行動を後悔することはありえませんし」

 そこで、夜長は笑った。

 少し困ったように、それでも、本当に嬉しそうに。

「─……一人の女の子が死なずにすんだんです、良い事じゃないですか。例の"案件"も進行していますし、予想よりも遥かに穏便に、"暁計画"を成功に導けるかもしれませんよ」

『…………そうですね。あなたはそういう人材でした』

 老婆がやれやれと首を振る。

『全責任は貴方にあります。現有の権限で出来る事は行っても構いません。最低でも、我々に不利益を及ぼさないように。後のことは、報告を見て追って連絡します』

 DAKの光が消える。

 九社前夜長が、ふぅと溜息をついた。

 億劫そうに背凭れに凭れ掛かり、ぎしりという音が響く。

「なんとか…いや、誤魔化せてはいないんだろうけど…見逃してもらった、っていうところかな」

 それなりに実績もあるし、結果論でいえば成功している。後は、今後次第、ということだろう。

「─……」

 椅子を軋ませながら、回転させる。

 眠り続ける少女を見て、困ったように笑いながら。

「─……君は」

 「僕を─…恨むのかな。それとも…」

          「喜んで、くれるのかな」

 少女は、昏々と夢のない眠りに落ちているようだった。

 そこには、何の感情も映っておらず、少なくともこの場でその答えを得ることは叶わなさそうだった。

 

 


【RL】:リサーチGO!    

【雨秋】:うぃ!    

【RL】:最初はまぁ、ぼくらのヨナガさんが出てきます。

【雨秋】:夜子!!!!    


●RESEARCH: 1    

◎Scene Card : TATARA ( 不確実 )    

・Stage :(株) 特異進化人類研究機関-第三実験体保管棟 / White    

†BGM : 「目覚め」(http://www.nicovideo.jp/watch/sm2707669)    


 目が覚めた。    

 黄泉の国というのがあるのかどうかはしらな い。    

 知らない、が─……少なくとも、こんな真っ白 な部屋ではないと想う。

【雨秋】:げげー!あ、病院的な意味かな。    

【RL】:まぁ病院みたいなイメージ。詳しくはStageを見るべし。窓も無い。あるのはベッド一つだけ。

【雨秋】:げ、げー!

【RL】:何時の間にか、金具のついていない─病院で着せられるような、検査服に着替えさせられている。そして。硬く閉ざされた、扉だけが見えた。     

【雨秋】:ゆっくりと身を起こそうとして、間接が悲鳴を上げる。黄泉から、たたき起こされたアンデットのような感覚。    


 いや。


【雨秋】:「……最近の死者は、絵画にあるようなあの真っ白な服じゃなくって、こんな入院患者みたいな服……なのか?」ひりつく舌を、はがしながら 小さくつぶやく。余り、こういうった部屋は好きではない。小さい頃の、己が身の不幸の時間を、思い出す。

【RL】:【???】(勝手に死なないでもらいたいな) 思い出、というのも気分が良くないが、─思索の時間を遮るのは、男の声。

【雨秋】:「!?」 ばさ、とシーツを跳ね除けあたりを見る。前をゆるくとめてある、検査着から、白い、足がこぼれる。    


 白い、白い部屋。人の隠れる場所などな い。スピーカーを探すも見つからない。  
 

【RL】:【???】(まだ、激しい運動はするな。身体能力が落ちる) しかし、声は響く。 (…ああ。そうか。これでは見えないか)

 もぞもぞと ─、二の腕辺りで、何かが盛り上がる感触。    

    

【RL】:【???】「これならどうかな、宿主-Host-」    


 べちん。    

    

 蚊が止まったときに、反射的にやる、アレ。む ずむずとしたそこへ、雨秋からの無情な一撃。    

【雨秋】:「……や、やったか!?」 とりあえず、たたくよね。    

【RL】:【???】「……」 反対側の二の腕から、憮然とした顔で生えていた。 「仲良くしよう、等とは言わんが、いきなりそれはどうかと思わな いか」 まぁ、キモイしね。

【雨秋】:「……」 ゆうに、その姿を5秒程見て。 「何だてめぇ……いや、これは夢か……いや、死んだら何か人間って合体でもするのか……?」  ヒトガタの生えている方とは逆側の腕をたたいたままのポーズで、うめく。    

【雨秋】:たたいた場所は、遠慮なくたたいたので紅くなっている。    

【RL】:【???】「現実逃避は止めろ。ただでさえ、我々は瀕死の重態だ」 そうしている間にも、淡々と男は言葉を続ける。 「"r.U.n." の再生能力にも限度というものがある。暫くは治癒に務めろ」    

【雨秋】:「馬鹿いえ。アレはどう考えても致命傷だった。俺は死んでるはずだ……治癒も何も、即死………」 紅く腫れてきた、左の二の腕が痛い。  「……即死。いや……生きてる?」    

【RL】:【???】「胸骨と背骨、脊髄を定量分泌蛋白質から合成・体内培養して傷を埋めた。塩基配列の促進型操作くらいならば、私にも出来る」  ぱりぱりが頑張った。    

【雨秋】:ぱりぱりだと!?ぱりあ、がんばりすぐる。    

【RL】:ぱりぱり! 【???】「ああ。辛うじてだが。血液だけは増血剤に頼っている状態だ。安静にしろ」 ちなみに、と続ける。 「死にかけて いたのはお前だけじゃない」

【雨秋】:言われて思い出したように襲ってきた眩暈に、寝台にへたり込む。    

【RL】:「私も、鉛玉を三発直撃させられて、瀕死だった。言いたい事は分かるな、宿主-Host-?」 脚が痺れていた。不快な感触だが─そう、 生きている証。

【雨秋】:「……お前、あの培養層の中にいた……まんどらごらみたいなやつ!」

【RL】:【???】「ご名答だ。警告してやったのにいきなり撃つとはな」 しょっぱな険悪なr.U.n.。もしかしたら初かもしれない。

【雨秋】:え、馬鹿な。「撃つだろ!普通あの状況だと!」    

【RL】:【???】「至極真っ当な意見だとは思うが、それで殺されてはたまったものじゃないな」鼻を鳴らして。    

【雨秋】:「疑わしきは撃て。そういう世界なんだよ、俺がいたとこは!」 こちらもさも憤慨したという顔をしながら、手を伸ばす。 「だいたい、て めぇ誰の断りを得て、そっから生えてんだ!」    

【RL】:【???】「─……まぁ、いい。私と共生する以上、何をしてでも生き延びてもら─う?」 慌てたように体内に引っ込む。     「待─」     

【雨秋】:すかっと、手が空を掴む。むんずと掴もうとするので、逃げてもいいしつかまってもいいよ!(笑)

【RL】:だめだこれ。(爆笑)


 2秒。宙を切った掌から、ひょこりとヒト ガタが顔を出す。


【RL】:【???】「好戦的なのは構わないが、話を─」    

【雨秋】:「……!!てめぇ、逃げるなっ!」    

【RL】:【???】「この…ッ話を聞け!捕まるわけがないだろう!」    

【雨秋】:「共生とか、何だよ。何で俺から小っせぇ人間が生えてんだよ!何で、捕まンねぇんだよ!」    

【RL】:【???】「…落ち着け、いいから─!!」    

【雨秋】:癇癪を起こした子供のように、やっきになって、もぐらたたきよろしく出たり引っ込んだりするパリアを追う……が。


パタッ。    

    

【雨秋】:貧血で寝台に倒れる。

【RL】:【???】「…無理をするなと言っただろう。暫く寝ろ」    

【雨秋】:「……ゼー……ゼー……なん、だ、よ。これ。わけ、わかん…ね。夢なら早く……さめて…」    

【RL】:【??】「夢ではないんだ」    


 扉が、開いてい た。全くの無音。其処に、一人の男が立っていた。(http://ukaie.awg-fsmd.jp/_nova/archives/T_Ukai/20080908_9.gif)    

    

【RL】:【???】「……ヨナガか」 【??】「パリア、具合はどうだい?」 【パリア】「悪くない。宿主-Host-以外はな」     

【雨秋】:「……な……」        

【RL】:"生えた"そいつと、どこか親しげに会話をしてから、ヨナガと呼ばれた男は寝台へと歩み寄る。    【夜長】「具合は…どうかな。痛いところとか、だるいところがあったら言ってくれ」    手に持った医療キットから、無針注射器や賦活パッチを取り出して、気さくに笑う。

【雨秋】:歯を食いしばり、身を起こす。本当は、寝台と体がくっついてるんじゃないかってぐらい、辛いことだけれど。「なん……だよ、て めぇ………」 近づけば、噛み殺すといわんばかりの形相を、本来なら可愛らしい顔に浮かべる。    

【RL】:【夜長】「九社前夜長。君はなんて呼べば良い?」    注射器を手にして、雨秋の手を取ろうとする。恐れ知らず、ヨナガ!!    

【雨秋】:「……」 思案。そしてその手を払いのける。白衣を着た、研究者と注射器。良い思い出なんか無い。 「雨秋」    

【RL】:【夜長】「雨秋ちゃんか。僕の姪と同い年くらいかな?」 ある程度予想していたのか、注射器をしまう。

【雨秋】:体全体で、息をしながらそれでも敵意を身にまとう。 「何だよ。あんたは自分の姪と同じぐらいのコを、モルモットにでもする趣味があんの か?」    

【RL】:【夜長】「それを言われると、本当に痛いな」 苦笑。

【雨秋】:ヨナガが、いい人過ぎる。

【RL】:たまには、生のヨナガと会話してくださいよ。いつも出てきたら瀕死だからさぁ。(笑)

【雨秋】:確かに。(笑)

【RL】:【夜長】「けど、君を助ける為には必要だった。判ってくれとは言わないけれど、パリアの事は、恨まないでやってくれ」     固形食糧と、ゼリー状の栄養剤を寝台に置く。

【雨秋】:その、寝台におかれた食料を見ながら。「……」 ぐぅ。おなかが減っている事に気づいた。    

【RL】:【夜長】「18時間寝ていたんだよ、君は。体内のグリコーゲンを使い果たしてる。辛いかもしれないけど、食べてくれ」 そして、さっきの 注射器も其処に置いた。 「鎮痛剤と解熱剤。辛かったら─遣い方は判るね?」    

【雨秋】:頷く。目にはまだ、警戒の色をたたえたまま。    

【RL】:【夜長】「無いとは思うけど、暴れたりはしないでくれ。これは僕からのお願いだ」 しかし、その瞳を正面から見て、夜長は言う。     

【雨秋】:「やだって言ったら?」    

【RL】:【夜長】「またお願いする」

【雨秋】:「……あんた、しつこいって言われてふられたことねぇ?」

【RL】:【夜長】「………ははは」 困ったように笑いながら、腰を上げる。多分図星。もしくは「つまんない」とか。

【雨秋】:セツナイ。

【RL】:【夜長】「それじゃ、また4時間後に様子を見に来るよ。用があったら、それを押して」寝台にナースコールみたいなボタン。     

【雨秋】:頷く。

【RL】:【夜長】「良い子だ」    

【雨秋】:「……なぁ。俺、どうなんの?」 去ろうとする、夜長に問う。    

【RL】:【夜長】「………助かる」    

【雨秋】:どういう答えが返ってくるか、分かっているつもりだった。だが、予想外の答えだった。 「たす…かる?」    

【RL】:【夜長】「絶対に助かるよ。だから、我慢してくれ」 扉が、静かにスライド。夜長の背中が消えていく。    

【雨秋】:「……」 扉が閉まったのを確認して、初めて名を呼ぶ。 「パリア」

【RL】:【パリア】「何だ」 一応リサーチシーンだからリサーチとかしてもいい。

【雨秋】:じゃあ、パリアに聞く形でリサーチしよう。 「ありゃ、どういう意味の『助かる』だ?」 何となく、この”同居”することになった、パリ アが。夜長を良く知っていそうで、その答えを持っていそうで、問いかけてしまった。

【RL】:【パリア】「ヨナガは、夢想家で理想家でロマンチストだ」 返答は淡々と。

【雨秋】:「そうか、つまり」 ごろり、と横になる。 「望みは潰える、ってことかよ」

【RL】:【パリア】「……『助けてみせる』、だな。まぁ、似たような意味か。先ずは体力の回復だ、ウシュウ。腹ごしらえをしてから寝ろ」     

【雨秋】:「今度あったら教えてやんないとな」    

【RL】:【パリア】「何をだ?」    

【雨秋】:「約束ってのは、護って何ぼなんだよ」    めんどくさそうに、棚の上のゼリー状の栄養剤に手を伸ばす。 「軽々しく希望を与えることは口にすんな、ってな」

【RL】:【パリア】「それには同意しよう。まぁ、君に絶望してもらっても困るが」

【雨秋】:封をきると、口にそれを含む。「なぁ、何なの?お前」 リサーチ:生えてるモノについて。    

【RL】:オイヨ。〈コネ:『“r.U.n.”構想』関係者〉〈コネ:宿主〉〈交渉〉〈社会:テクノロジー〉目標値、10.12.13でそれぞれ情 報が出る。後、パリアのコネ、1Lv好きなスートで上げるよ。

【雨秋】:まぁ、いきなり殺しかけたし生命にしようか……、あ、いやずらそう。情報源になりそうな、夜長と被らせるにはスートが惜しい。

【RL】:それもそうだな!後、山札一枚どうぞ。それ+5が雨秋の寿命になる。1シーンごとに減少し、0になったシーンのラストで宿主と寄生してい るパリアは死亡する。

【雨秋】:では、コネは理性でもらう。山札はダイヤの5。やばい、基本5+5=10シーン後に死亡?

【RL】:このままだと、一話終了か二話開始の時点で死ぬなぁ。(笑)

【雨秋】:ぐっ…そして、札が……。<交渉>、クローバーA、で21!話を聞きだすぞ。

10:近頃N◎VA周辺で目撃されてる化物。奇 妙な姿をしており、コミックヒーローの様な外観をしている。    

12:“Company”と呼ばれている組織の 創り出した生物兵器。

  秘匿実験『“r.U.n.”構想”』の産物。生物に寄生することで、その生物に様々な能力をもたらす。    

 戦闘形態と呼ばれる状態に変異することが可能 であり、その外見はまるでパルプヒーローのようである。    

 様々な種類があり――……一説には8体がそれ ぞれ特殊な変異を持っている。    

 その発展系としての“Absolute Variable Effect”――“絶対変異効果”を発現させることが可能である。    

 “A.V.E.”は戦闘形態でのみ使用可能で ある。    

13: この世に生まれることの無かったものの、未知の可能性を“宿主”の肉体を媒介とし受肉させることで、新たな能力を付加させることを目的に生み出されたが、 その真の目的は定かではない。    

 “Company”と呼ばれる団体の手によっ て生み出され、現在も宿主達はある目的のため、監視され続けている。    

 # 生まれる前に死んだ可能性の再生。存在そ のものが不完全であるため他の生命体に依存しなければ存在を維持することができない。    

 代わりに寄生した他者に特殊な能力を与えるコ トが確認されている。


【RL】:【パリア】「非常に不本意だが、君が居なければ私も生存できない以上、これはギブ・アンド・テイク。命の等価交換という奴だ」      r.U.n.。パリアは、自らの事であるというのに、まるで他人事の様に語った。

【雨秋】:「成る程ね」 食べ終えた、栄養剤を寝台の下にあったくずかごに放り込む。 「だが、等価交換ってやつじゃねぇよ」    

【RL】:【パリア】「というと?」    

【雨秋】:「お前等がしたことは、無理やりな延命だ……俺にとってはな」    

【RL】:【パリア】「………、生きたくはなかったか?」    

【雨秋】:苦虫を噛み潰したような顔をする。 「モルモットっていうのが、人間らしい生き方とお前が思うなら好きに思えばいい」

【RL】:【パリア】「人間らしい生き方とはなんだ」

【雨秋】:「俺も探してるとこさ」 ごろり、と寝返りを打つ。

【RL】:【パリア】「……投げ槍な奴だな」

【雨秋】:「良く言われる」 二秒ほどして、舌を打つ。 「悪い、いらいらして絡んじまった。お前や、夜長ってやつが、命とやらを随分と肯定するん でな」    

【RL】:【パリア】「─…謝られる程の事でもないが、命は肯定する。私は、生きたいんだ」 その声にだけ。感情といっていいものが滲んだ。恐れ、 とか、そういったものだ─…。    

【雨秋】:「……そうか」 逆に底冷えをするような、感情のあせた声が枕に押し付けられた顔から返される。 「好きにしろ」     


 何かをないがしろにしたような、突き放す 用に彼女はつぶやくと、ゆっくりと、目を閉じた。    


【雨秋】:仲良く無いところから、仲良くなって……みるしかない。    

【RL】:で、次なんだけど。    

【雨秋】:うい。

【RL】:この状況だとシーンが限定されすぎるので。

【雨秋】:確かに!    

【RL】:一定回数の登場回数までは、PLの希望に合わせたシーンをつくる。条件はカンパニー内部であること。どういうの、っていう希望があればど うぞ。

【雨秋】:ほう。んじゃ、他の水槽に浮かんでたパリアの仲間に会いにいってみようか?【RL】:お。OK。


●RESEARCH: 2    

◎Scene Card : KATANA ( 忍耐 )    

・Stage :(株) 特異進化人類研究機関-研究室 / White 雨秋:9/2    

†BGM : 「Waltz For Ariah」(http://www.nicovideo.jp/watch/sm3545457)    


「これがr.U.n.だ。まだ、寄生してい ない素体」

 部屋の電気をつけながら、夜長が言う。


【雨秋】:なんか、夜長が生きてるのが貴重なフィルムを見ているような、ような気がする。

【RL】:まったくだ。


 実験体相手にそういう扱いでいいのかとも思っ たが、夜長は可能な限り雨秋の希望をかなえてくれた。    

 勿論、部屋の外には完全武装の兵隊が居たりす るわけだが。    

    

【RL】:ちなみにまだちょっと、体調が回復してないということで。データ的にはそんな不利は無いんだけど、フレーバーで。(笑)

【雨秋】:「……夜長。あんた、優しいね」 からからと、増血剤の点滴をつるした機材を引きながら、唇の端を吊り上げる笑みを浮かべる。

【RL】:【夜長】「正義の味方は、女の子には優しくないとね」 冗談めかして笑う。ロールしておいてなんだけど、なんでこいつは、こんなにアレな んだろう……。

【雨秋】:正義の味方…だから! 「自責の念?俺が可哀想?」 閉じ込められるというストレスを、人のいいこの男を言葉で傷つける真似をして埋め る。良い趣味ではないのはわかっていた。だが、気づいたらやっていた。悪癖というよりも、雨秋はどうしようもなく不器用だった。優しくされる好意 / 行為に、酷くなれていない。

【RL】:【夜長】「どっちもある、かな。けど一番は、僕自身の為だよ。僕は、"そうありたい"んだ。三十路を超えてもね」     

【雨秋】:「ふぅん。童顔なんだ。もっと若いと思ってたけど、案外おっさんだったんだ」 そこに生年月日が書いてるわけではなかったが、綺麗なネー ムプレートを見る。

【RL】:【パリア】(……露悪家と偽善者、か。楽しそうだな、本人たち以外は) パリアが、余計な感想を述べる。 【夜長】「ははは、今年で32 になります」

    

 培養槽が、ごぼ りと泡を立てた。    


【RL】:ちなみにこの段階で、一番でかい培養槽がからっぽになってる。

【雨秋】:な、七緒ーー!    

【RL】:後、小さい培養槽が三個空になった。

【雨秋】:「俺の二倍弱、か」 生きる事に、自分とは別の意味で不器用そうな、その夜長の横顔を見る。 「何個か、いなくなってるみたいだけど。引 越しでも?」  (パリアてめぇ、後で殺すぞ)    口から出るものと、”同居人”への言葉は別だった。

【RL】:【夜長】「君と同じだよ。宿主に寄生した。単体での生存が限界に近づいていたからね…」 【パリア】(やってみろ、その時はウシュウ、君 も道連れだ) 外側と内側から同時に返事が返ってくる。奇妙だ。    

【雨秋】:「モルモットに?」 (上等だ。首洗って待っとけ)

【RL】:【夜長】「…うん」    

【雨秋】:「ふぅん」 夜長の、傷ついた顔を見ると、幾分か軽くなる気持ちと、自身が傷つくような痛みを味わう。

【RL】:夜長って、自分が罵倒されることじゃなくて、ウシュウが自虐的な事いうと傷つくよね。(笑)

【雨秋】:確かに、っぽい。

【RL】:【夜長】「…とりあえず、機械には触らないでね」

【雨秋】:「わあってるって」    

【RL】:【夜長】「少しだけ、調整してるから。見て廻ってもいいよ」 タップを操作しだす。

【雨秋】:手近な、まだ中身の入っている培養層を見る。 「なぁ、夜長」    

【RL】:【夜長】「うん?」

【雨秋】:「あんた、生き辛れぇだろ。そんなんじゃ。よく、研究者なんかやってられんな」    


Serial-r.U.n.003 "Foul"。雨秋の見た培養槽の 中には、短髪の、生意気そうな男が、浮かんでいた。    

    

【RL】:【夜長】「そうだね。割と色々苦労してます」    

【雨秋】:「必要悪、犠牲者……そんなのが必要な商売だろうに」 指を水槽の前で、トンボにやるようにくるくると回す。

【RL】:【夜長】「だからだよ」

【雨秋】:「割り切れねぇんだな、あんたは」    

【RL】:【夜長】「…そうかもね。いや、そうなんだと思う。けど、イヌとか、フェイトとかにはなろうとは思わなかったんだ。何故かね」 ははは、 と笑う。"Foul"の培養槽に、ごぼりと泡。

【雨秋】:「ふぅん……難儀なこった」 べぇ、とファールに向けて舌を出した。

【RL】:【パリア】(……イマノウチに捕食できればいいんだがな) パリアがぼそりと呟く。

【雨秋】:(捕食?) 出てきているわけではないが、いつもパリアが顔を出す二の腕あたりを思わず見る。    

【RL】:【パリア】(r.U.n.は不完全だといっただろう。生きる為には、他の可能性を補填しなければならない。これ以上説明は要るか?)

【雨秋】:(共食いでもすんのか?)

【RL】:【パリア】(頭の廻りは悪くないようだな)

【雨秋】:(成る程な、人もr.U.n.もかわんねぇんだな……) 無表情に、ファールを見上げる。 (他人の可能性を食い物にして、生きる……。 弱い奴は搾取されて、消える)

【RL】:【パリア】(そうだ。だから、我々は強くあらねばならない)    

【雨秋】:(……)    

【RL】:【パリア】(ウシュウ、私と君は相性が良い。"戦闘形態"に移行できるようになれば、その戦闘力は比類ないものになる。まだ少し調整が必 要だがな─)

【雨秋】:(……お前を生かすために?)    

【RL】:【パリア】(……ああ、そうだ。君が生きる為でもあるが)    

【雨秋】:(……俺は……)


 言葉にならない、死への渇望。だが、それ も一瞬で消える。

(死に……たくはない。正確に言えば、死に繋が る苦しみが怖い)

 でも、終わりが欲しい。

【雨秋】:「……夜長」    

【RL】:【夜長】「なんだい?」    

【雨秋】:「俺、あとどれくらい生きれんの?」 茫洋と、ファールを見上げ続ける。

【RL】:【夜長】「……一週間くらい…かな。細胞賦活の実験は続けている。上手くいけば、現状維持はできるよ」    

【雨秋】:「……ふぅん」    

【RL】:そういえば、の段階だが。夜長の顔は疲労が濃い。無精ひげも伸ばし放題だ。まぁ多分、寝る間も惜しんでいるのだろう。実験開始の前段階 で、雨秋が侵入してきて事故ったので、前倒しになった。いつものr.U.n.でのOPより3,4日前の段階です。(笑)

【雨秋】:随分前だ。(笑) 「……ひげ、剃ってやろうか?」

【RL】:【夜長】「…あ、ごめん。不潔…だよね?」    

【雨秋】:「不潔っていうか……見苦しい?」 遠慮会釈のない、辛辣な言葉。

【RL】:【夜長】「………。後で剃ってきます」    

【雨秋】:「よし」    


 ごぼり……。    

    


 一際大きな、泡の音。

【雨秋】:「?」

【RL】:あの、一番大きな培養槽─人が入っていたあれだ。しかし、そこに満たされているのは、液体だけ。    

【雨秋】:「……夜長、あそこに入ってたでっかいr.U.n.は何処行った?」 その培養層を指指す。

【RL】:【夜長】「よし、終了─ん?」 立ち上がって、視線をそちらに。 「ああ、あれは…r.U.n.じゃない。実験体だよ」     

【雨秋】:「ふぅん……」    

【RL】:【夜長】「もうr.U.n.を寄生させて、今は調整中だ」    

【雨秋】:「何って奴?パリアの仲間」

【RL】:「マリアっていう子だよ」    

【雨秋】:「……兄妹?」 語感が似てたので、なんとなくそう思った。

【RL】:【夜長】「そういえば名前似てるねぇ」 などと笑う。少し無理してる。 【パリア】(あんな生ぬるい奴と一緒にされるのは心外だな。あい つが真っ先に死ぬだろう)

【雨秋】:「……」    

【RL】:【パリア】(…存外、生への執着は強いが。まぁ、お人よしには生きる道はない)

【雨秋】:ため息。同意。 「夜長、もう今日はここを出るのか?」    

【RL】:【夜長】「うん、僕の用事は終わっちゃったけど、もう少し長引かせる事も出来るよ?」 言外に言うのが下手な男だ。     

【雨秋】:「いや、もういい」 残っている水槽の、ネームプレートを見渡す。RL。

【RL】:なんDIE。

【雨秋】:このアクションで、今回出てくる”r.U.n.”の名前を把握しようとおもうw    【RL】:OK。



【雨秋】:7が、パリアで…。1がマリア。2ブレイバーかビッグヘッドどっちだろうなぁ。

【RL】:空になっている水槽からは、ネームプレートが剥がされていた。    

【雨秋】:「2と4は?」 夜長の方へ、近づきからからと点滴器具を引っ張る。

【RL】:【夜長】「用意されていた実験体に寄生した。ビッグヘッドとジャンキーっていう子達だ」 聞かれるとあっさり答えるよながっちでした!い くつかの資料を抜き出して、クリスをポケットに突っ込みながら夜長が後片付けをする。かなり負い目があるんだろうなぁ。(笑)

【雨秋】:「頭でっかちに、依存者ぁ?なんか、酷いネーミング。パリア、お前まだ名前っぽいので良かったな」    

【RL】:【夜長】「ネーミングセンスは修行中なんだ」 【パリア】(まぁ、な。名前等、個体識別以外の意味はなさそうだが)

【雨秋】:「それは、鍛えられるといいな」    

【RL】:【夜長】「え、そんなに酷い?」    

【雨秋】:「うん。まぁ……そのビッグヘッドとか、ジャンキーが男性固体ならなんとか。女の子だったらちょっと、可哀想としかいえない。俺なら、頭 でっかちとか名前つけられたら、ちょっと泣く」    

【RL】:苦笑しながら扉を開ける。外に居た部隊─社員章も何も無い─が、無言で道を開ける。 【夜長】「………かわいそうかぁ…」 女の子の固体 らしい。さて、このシーンでやりたいことあったらヤッチャエ。

【雨秋】:む、分かった。ンでは……扉の外に出る、夜長の腕を、後ろから自分の腕に絡める。    じゃ、エスコートしてくれよ部屋まで」    

【RL】:【夜長】「…歩くの疲れた?」気付いているのかいないのか。夜長は、しょうがないなぁと言って笑う。 「転ばないようにね」

【雨秋】:再殺部隊が一瞬色めくのを、唇の端に笑みを浮かべて、一瞥する。 「いや、別に。一週間後に死ぬんだったら。ちょっとだけ、最後に女の子 気分を味わうのもいいかもと思っただけ」 鼻歌交じりに、自分の死の時期を口にする。それは、あっけらかんとさえ、していた。

【RL】:【夜長】「……」    

【雨秋】:からから、と器具を反対の腕で退く。そして、器具から手を離し、びし、と昔懐かしいでこぴんを、彼の側頭部に放つ。     

【RL】:【夜長】「あいた」    

【雨秋】:「いちいちそんな顔すんな。俺が死んだ時、あんたが参っちまうぞ」 器具に手を戻す。 「あんたらがやってるのは、そういうことだ。覚悟 をくくんな」    

【RL】:【夜長】「…そうだね。そのまま持っててね?」 不意に、夜長がそういって立ち止まる。 「よっ」 雨秋を両腕で抱きかかえて、持ち上げ る。 

   

【雨秋】:「なっ!?」 検査着の裾を押さえる。ごすっ。器具をそのまま夜長に振り下ろす。 「見えンだろ!?」

【RL】:ヨナガのお姫さまだっこ!似合いすぎ。(←RLが嬉しそう)    【夜長】「女の子気分といえばこれかなと思ったんだけども」 いたたと呻きながら、そういって笑う。    「というか、検査の時に何度も見てるんだからそんなの気にしなくても」 そしてKY発言!(←もっとキラキラしはじめる)

【雨秋】:「……」 狙い済ました肘鉄が、みぞおちに吸い込まれるように決まる。

【RL】:【夜長】「んぐっ」    

【雨秋】:「あんた、『色々台無し』って言われてふられたこと、あンだろ?」

【RL】:【夜長】「……よ、良く分かるね」 それでも雨秋を下ろさない辺り、頑固だ。

【雨秋】:ふん、と鼻を鳴らす。    「わからいでか」    

【RL】:【夜長】「女の子には勝てないなぁと良く思うよ」    

【雨秋】:「上手に女に負けてやれる男はもてるはずなんだけどな?」

【RL】:【夜長】「修行中です」    

【雨秋】:そうは言いながらも、観念したような嬉しそうな笑みを浮かべると夜長の首に腕を回し、肩に頭を預ける。 「じゃ、騎士さま。宜しくお願い しますよ」

【RL】:【夜長】「喜んで」    



【雨秋】:RLが、KY夜長にきらきらしている。

【RL】:次の次で、イベントはいるんで次はすきにしていいよ!

【雨秋】:ふむ。まだ体調は、本調子じゃないんだっけ?    

【RL】:うん。    

【雨秋】:じゃぁ、軽く運動したいとか、風呂に入りたいとか、そろそろごねるころかなー。

【RL】:おげ。

    

●RESEARCH: 3    

◎Scene Card : KUTUGU ( 死ぬも生きるもできない )    

・Stage :(株) 特異進化人類研究機関 / White 雨秋:8/2    

†BGM : 「Selbina」(http://www.nicovideo.jp/watch/sm495615)    


「お邪魔します、と」     

 扉がスライド。    

 夜長が、─胃の調子が良くなったからか─病院 食の様な食事を持って入ってくる。    「ああ、ヨナガ」

 パリアが丁度良いとばかりに声を上げる。     

「ウシュウがご立腹だ」     

【RL】:こんなシーン。

【雨秋】:どんだけ雨秋は、わがままプリンセス。

【RL】:マーダープリンセスよりマシだろ!

【雨秋】:れれれ冷静になれ。マーダープリンセスはま ずい。分かった、受けて立とう。 「体動かしたいっ、広い風呂に入りたい!部屋に何もない!飽きた!」 寝台の上でうつぶせになりながら、ばたばたと足を 動かす。 

 

   

【RL】:【夜長】「…あー……」    かわいいな、わがままプリンセス・ウシュウ。だが時に落ち着け。とりあえず食事の乗ったトレイを置いて。 「トレーニングルームと…後、バス ルームはあるけども……、うちの社員が使ってそうだしなぁ。他の人と一緒でよければ…」 苦肉の策といった感じで提案する。ヨナガさんが苦労人。

【雨秋】:「…別にいいぜ、それでも」 枕から半分顔を上げる。 「とにかくこの変に白い部屋をなんとかしろよ。俺は、精神病患者か!責任者連れて 来い!気が狂っちまうだろ!?」    

【RL】:【夜長】「サボテンとか観葉植物くらいなら僕持ってるけど」 そういう問題ではないが。

【雨秋】:「娯楽も嗜好品もない!」 囚われの身であることを、半ば忘れてわめく雨秋。 「ビールとか、酒とか、タバコとか、ほら、あんだろ!?」  なんかこう、動物とムツゴロウさんの対話っていうか。

【RL】:【夜長】「あ、アルコールは駄目だよ!」    まったくです。

【雨秋】:「なんでだよ」    

【RL】:【夜長】「体調不良なのにお酒なんて飲んじゃいけない。煙草なら同僚から貰ってくるから。合成煙草でいいよね?」     


※  煙草は20歳になってから。

【雨秋】:本当は、うんと体に悪そうなのがいいんだが。何だか夜長が可哀相になってきたので折れる。 「……うん、まぁそれでも」

【RL】:【夜長】「とりあえず、トレーニングルームは近いから、案内するよ。後で汗を流すといい」 よし、と頷いて扉を開け─、 「其の前に、軽 く食べちゃって」 トレイを指差した。    

【雨秋】:頷くと、お箸を握る。


 ちょっと迷って、合成食物のおひたしに箸 を伸ばして…。

「……は、早く出ていけよ」     

 じっと見られながら食べるのは、何か嫌らし い。まだ、扉をくぐっていなかった夜長を追い払った。


・Stage :(株) 特異進化人類研究機関-トレーニングルーム / White    


【RL】:というわけで、トレイニングルームだ!まずは!


 ブラック・オプに従事する人間なら、基礎のト レーニングはかかさないものだ。義体などは別として。    

 そして、運動不足になりがちな研究者からも、 この手の施設の需要は高い。    

「ここ。まぁ、好きに使っていいよ」     

 それにしても、 中々の充実っぷりだった。ありていにいって金がかかってる。   

【雨秋】:綺麗な屋内。 「随分と…まぁ」 口をぽかんと開く。思ったより、しっかりした一流企業だったのだろうか、ここは。 「トレーニングウェ アの貸し出しとかあンの?」 さすがにこの姿で、飛んだり跳ねたりは問題があるように感じた。

【RL】:【夜長】「あるよ。ええと、女性用のSで?」

【雨秋】:「M」    

【RL】:【夜長】「はいはい」 パネルを叩くと、シュートから一式が出てくる。手渡して、夜長は休憩室と書かれた部屋へと向かった。かなり疲れて いるらしく、運動する気は無いようだ。

【雨秋】:それを一瞬つまらなさそうに見ると、女子更衣室と書いてあるプレート案内に従い入っていく。(パリア)

【RL】:【パリア】(なんだ、ウシュウ)

【雨秋】:(お前がつくと、なんかの身体機能が上がる、んだったな?)

【RL】:【パリア】(ああ) まぁ上昇するのは<隠密>の達成値なのだが、フレーバー的には色々強化されてるんだ!(笑)

【雨秋】:ぱさり、と検査着を床に落とす。(ンじゃ、やってみますかね)


 すっかり着替える。ここ数日の食事のせい で、やや落ちた肉は、僥倖というべきか、健康的ではないというべきか。ウェアのセットについていた、髪留めで一くくりに髪を結ぶ。

    

【雨秋】:「さて、どれからいこうか?」    ぐるり、とトレーニングルーム内を見渡した。

【RL】:【パリア】(あれなんかどうだ)    


 見れば。トレーニングウェア姿の男が、ラ ンニングマシーンの上で延々と走っていた。

 かなり、速い。というか、速すぎだ。あの速度 で走れるんなら、自動車くらいは追いつけてしまいそうだが─。


【雨秋】:誰だよ。(爆笑)

【RL】:まさかのいちお(一柳 方歳)。(http://ukaie.awg-fsmd.jp/_nova/archives/T_Ukai/20080908_1-2.gif

【雨秋】:いっちーーーー。(爆笑) 「……なんだ、あいつ」

【RL】:まぁ、カゲだし。そのくらいできてもよかろう!(笑)

【雨秋】:知ってるか?雨秋も猿飛4レベル。いっちーとおそろいなんだぜ?    

【RL】:なん…だと…。

【雨秋】:「この会社、こんな奴ばっかなのか?」    

【RL】:【パリア】(あいつが飛びぬけているようには見えるが)    

【雨秋】:「ふぅん」    


 確かに、周囲のクグツ風の人間でも、あそ こまではいっていない。というか、異常だ。その様子に周りも退いてるのか、両隣のランニングマシーンが開いている。

【RL】:まぁこいつもう宿主だし…。ちなみにいちおがここでトレーニングしてる理由は二つ。マジメに鍛えて、身体を調整しているのと、周りにスゲーって いう目で見られたいからです。    

【雨秋】:いっちー……。駄目なコ。(物凄い優しげな微笑)


 だるだるとその片側の方に近づき、マシン のスイッチを入れる。

 男が訝しげにそちらを見るが、興味無さげに目 を逸らす。

(ゆっくりだぞ、最初は。段々上げろ、身体を慣 らせ)    

(はいよ、教官どの)

 まずは小手調べに、一段階目。

【雨秋】:パリアが、コイツ宿主だっていってくれるのかな?

【RL】:知覚、もしくはコネパリアで成立すれば気付いていい。前者なら自分で気付くし、後者ならパリアがきづくよ!

【雨秋】:じゃぁ失敗して札回そう、今回は。

【RL】:オウライ。


 一段階目 は、ウォーキング程度のスピードだ。……ちら、とこちらも隣を見るが 。

【雨秋】:知覚しっぱい! クローバー2捨て。息を吐いて、真面目にウォーキングを始める。

【雨秋】:これ、いっちーについてるのジャンキーかなぁ。

【RL】:どうだろうな…!!いやもう二分の一の確立だが。(笑)

【雨秋】:いやでも、いっちーとジャンキーって組み合わせ。彼がおだてられて大変な事になってそうじゃない?楽しそうな意味で。


 しばらくやって、身体に問題がなさそうな のを確認すると、一段階、一段階徐々にに上げ始める。    

(…矢張り、身体能力的にはかなり高いな、君 は)    

(どうも)

 簡潔な、返答。    

 ─横で走っていた男が、無言で一段階上げた。

【雨秋】:い、いっちー!!!!(爆笑しながら大喜び)

【RL】:かわいい!    


(もう少しいけるんじゃないか。一度限界ま で出して焼きついてみるのもいいだろう)    (そうだな、よし)    

 目ざとく横の男の、速度を確認する。

(コイツより、一段階早いのでやってやろうぜ)

 顔には出さず、ニィ、と心で笑む。     

(─……。面白い)

 どくん、と。身体の奥で、何かが脈動する。何 故か、パリアの不敵な笑みが脳裏に浮かんだ。    

 それを見た瞬間。隣の男が、無言で更に一段階 上げる。    

【雨秋】:いっちーーー。(笑いすぎて苦しそう)

【RL】:〈運動〉〈猿飛〉〈交渉〉【外界】5+4(r.U.n.)+4(Skill)+D7=20    

【雨秋】:(<交渉>が組み合わさってるのを見て)どうみてもジャンキーだった。(爆笑)

【RL】:うおおおおおお!(いっちーパワー)

    

(……張り合ってきたぞ)     

(おもしれぇっ!)    

    

【雨秋】:【外界】<運動><隠密><影化><猿飛び>。

【RL】:アァン。(笑)……いっちー可哀相。能力値の基準値で既に負けてる気がする。(笑)

【雨秋】:運動組んだから折角なので、猿飛びさんもですね?

【RL】:するといいよ…!!    

【雨秋】:6+(r.U.n.)4+影化4+猿飛び4+札J=28    

【RL】:ゲェッ!完敗!勝ちプレイどうぞ。(笑)

【雨秋】:涼しげな顔をして、ぐん、とゲージを一気に最大にまでする。 (ゲラゲラゲラゲラッ!)    

【RL】:「……ッ…、…ッ!!」    

【雨秋】:(さぁ、どうくるどうくるっ!?)    

【RL】:【パリア】(…上げたな。最大まで。)    

【雨秋】:横目にちらっと、その男を見る。    

【RL】:顔を真っ赤にして全力疾走だ。ペースを崩しては、そんな長続きするものではないが。    

    

1分。    


(あ)    

 男が、凄い勢いでゲージを下げた。     

 最初からこの時間で切り上げようと思っていた とばかりに汗を拭って、ランニングマシーンから降りる。

 そのまま、ふらふらと更衣室に去っていった。     

【雨秋】:きゃっきゃっ!いっちーにかった!でも、(山札を引きながら)札が腐った!(爆)

【RL】:おま。(爆笑)

【雨秋】:「ぶっ、ふはっ!もう駄目」

【RL】:【パリア】(体力的にはまだ余裕だろう?)

【雨秋】:たしっと、ランニングマシンを蹴ると、宙返りをして、床に降り立つ。 「体力は平気だけど、腹筋やべぇ!」    げらげらと、床に転がる。

【RL】:【パリア】(………確かに、あれは良い見世物だったな) くっくと、低く笑う声。なんだかんだで、パリアも耐え切れないらしい。     

【雨秋】:「………ッ……ッは、ひは……死、死ぬ。俺の腹筋が、…ぶはっ」

【RL】:いっちー可哀相。【パリア】(…くく…っぷ… 、……っと…おい、ウシュウ)

【雨秋】:痙攣しながら床でひとしきりもだえると。 「くく、なんだ…よ、パリア」

【RL】:【パリア】(いや……、あまり、良い思い出の無さそうな奴が来ただけだ) 笑いからの立ち直りの速い奴だ。低い声で、入り口を示す。     

【雨秋】:「っ。と」


 そこに。一瞬だ け顔を見た、あの男が居た。(http://ukaie.awg-fsmd.jp/_nova/archives/T_Ukai/20080908_10.gif

    

【雨秋】:手をついて、無反動で起き上がる。「……奴さんか…」    

【RL】:この場において、スーツ姿のまま。じっと雨秋を見ている─ようだ。ミラーシェイドのせいで視線が読めないが。    

【RL】:【パリア】(此処の工作員だ。確か、名前はトガノ・カミアリ)    

【雨秋】:「……」 (なんだ?観察か?)

【RL】:【パリア】(かもな)

【雨秋】:(成る程、カンパニーマン)

【RL】:【パリア】(素手で戦車を鉄屑にするそうだ) 恐らくは、軍用全身義体だろう。

【雨秋】:(何だその化けもん) うぇ、と舌を出す。 (……まぁいい、汗もかいたし。腹筋も鍛えられた。風呂に行こうぜ。ふろにまで来ないだろ)

【RL】:【パリア】(…………)    

 ぶはっ、 と。何か、噴出すような音。

【雨秋】:いっちー……?それともパリアが笑ってる?

【RL】:うん。

    

(……ッ……く…ッ、……、…!!)     

 …笑っているらしい。     

(おいおい、パリア。笑いすぎだぜ。さっきの野 郎が可哀想だろ?)

 言いながら、口の端はにやけてるのだが。     

(…いや、違うんだ。…トガノと君が、一緒に風 呂に入っている光景をな、想像すると……っく、く、く…)

 ─どうやら、パリアの笑いのツボはシュールな 方らしい。

(入らねーよ!!!!!!なんで、混浴なんだ よ!)    

(く、っく、く…)    

【RL】:さぁ、ここら辺で切り上げて風呂いくか。風呂はもうゲスト来たりしねーからまったりしろ。最後のリラックスタイムである。

【雨秋】:あれだ。ポロリがあるんですね、わかります。    

【RL】:それだ。


(おい、笑いすぎだろ!)     

 雨秋はパリアを叱責しながら、更衣室に消え た。    

 十叶神在は、そ れを見送ってから、もう用は無いとばかり、トレーニングルームを後にした─。    

【RL】:パリアが変な方向にキャラ立ちしはじめた。

【雨秋】:うん。新しい。    

    


・Stage :(株) 特異進化人類研究機関-バスルーム / White    


【RL】:ああ、もうリサーチ3か。えええ。なんだこのまったり。次で登場5ですよ。意味が。

【雨秋】:カンパニーも、平和な会社だったんだなぁ……。

【RL】:まぁ、表向きは普通だよね。トップがガイア主義者だけど。(笑)    


「というわけで、バスルーム。右が女性用 ね」    


 流石にこれ以上案内できないから、と夜長が手振りで送る。    

 自分もシャワー くらい浴びてくるらしい。ついでに、髭も剃るだろうか。    

【雨秋】:「へいへい」 手にもった、バスタオルやら着替えやらを抱えて、入り口で別れる。    

【RL】:ここもまた、偉く金がかかっていた。ホワイトエリアだし、良い設備らしいぜ

【雨秋】:服を脱ぎながら、パリアに声をかける。    「なー、パリア。一時的にぱーじとか出来ないわけ?」    

【RL】:【パリア】「君は共生の意味がわかっているのか」 呆れたようにコメント。肩口から顔を出している。    

【雨秋】:「つってもさ。俺、何が悲しくって野郎と風呂入ったりトイレいったりしなきゃなんねぇの」    清潔に保たれている、更衣室には自分”達”以外に誰もいない。

【RL】:【パリア】「人間とr.U.n.は異種族だ。君は猿の入浴姿に興奮するか?」    

【雨秋】:「しねぇけど、嫌な気はするぜ。一人でのんびり気兼ねなくとか、したいだろ」

【RL】:【パリア】「諦めろ」 簡潔。    

【雨秋】:「はぁ……」    下着を、脚からはぎとると。タオルを身につける。    「だったらお前、俺をいたわれよ。もうちょっと」    肩ぐらい揉め、と言いたいらしい。ガラリと、浴室の扉をひらく。    

【RL】:【パリア】「無理だし、したくもな─おっと」 体内に消える。先客は数名居た。


 それにしても、広い。 企業は勝ち組だ。     

 だがそれを見て、社会の明暗をまざまざと見て いるような、そんな奇妙な感覚に囚われる。

【RL】:ホワイト、企業のバスルーム何て、先ず来ることの無い場所だなぁ。もうスパリゾートみたいなのイメージしていいよ。


 ぺたり、と湯気 の漂う室内に脚をつく。かけ湯をしてから、さてどこから制覇するか迷った。    

 水風呂、ジェットバス、大浴場、スチームサウ ナ。何考えてんだこの企業、と雨秋は心で毒づいた。    

 でも、夕方のN◎VAを一望できるのはよいか もしれないと思った。たしか、この白亜の塔じみた建物は随分と高かったはずだし、ここも随分と階上であったはずだ。

    

【RL】:操作一つで、広い壁面が透過ガラスへと変わる。偏光強化ガラスだ。向こう側からは、白い壁にしか見えない。見下ろして、ここが中央区オ フィス街であることに気付く。

【雨秋】:どんだけ良いサービスなんだ。


 日の角度で、方角を確認し、今自分達が住 んでいるはずのレッドエリアの方を見た。    (……心配してっかな……)

 湯船に、鼻の下まで沈み、ぶくぶくと息を吐 く。    

 それぞれのビルからは、帰途につくサラリーマ ン達が吐き出されていく。    

 日常が、そこにはあった。     

 非日常、今自分はそこにいる。このビルから だって、今から家に帰る者達がいるというのに。    

【雨秋】:(帰る……帰る。何処へ?) 瞳を閉じる。お湯の温度はやや高め。長居はできなさそうだ。    

【RL】:静かだ。いつのまにか、他の入浴客は出て行ったらしい。    

【雨秋】:「……」 誰もいないのを見計らうと、ぷか、とプールに浮くがごとく。お湯の浮力に任せて仰向けに漂う。さらさらと、水の流れる音だけが する。

【RL】:てめー雨秋!かわいいぞ!    

【雨秋】:可愛いのか!?    

【RL】:かわいいかわいい。ぽろり。(目から鱗的な意味で)

【雨秋】:(……パリア。これから何がはじまるんだ?)    

【RL】:【パリア】(ヨナガが必死で避けようとしていること、だ。つまり、避けられない)

【雨秋】:(夜長は何をやめさせたがってるんだ?……お前達の共食い、か?)

【RL】:【パリア】(もう少し的確に言おう。"お前たち"ではない。"私達"だ。─私が食われる時は、君も食われる時ということだ)     

【雨秋】:(俺も……)    閉じていた瞳を開く。(パリア)    

【RL】:【パリア】(なんだ)    

【雨秋】:(俺達は何故生きてる?いや、何故生きないといけないんだ) ちゃぷ、と音を立てて手を顔に覆う。    

【RL】:【パリア】(君は哲学者だったのか、初めて知ったな。それは"しようの無い事"だ。考えても意味が無い事を考えて喜ぶ趣味は、個人的には 好きではないな) パリアはその辺現実的。

【雨秋】:(まともに学校何ざ行った事もなけりゃ、いわゆる哲学書なんてもんも読んだこたない) 窘めるとも取れるかのような、パリアの言葉に。  (でも、考える。考えちまう。どうして終わりがあるのに、あがかなきゃいけないのか、あがいちまうのか) 纏まらない言葉達を、指の隙間からこぼすように うめく。

【RL】:【パリア】(生きたいという衝動はあるだろう?)

【雨秋】:(分からない)

【RL】:【パリア】(腹が減れば喰う。それは生存欲求だ)

【雨秋】:(生きたいんじゃない、死ぬのが怖いんだ)

【RL】:【パリア】(………私だってそれは怖い)

【雨秋】:(どうして怖いんだろう)

【RL】:【パリア】(─……怖くもなんともなくなるから怖い。死とは、"選ばれない事"だ、ウシュウ。この世界から弾かれる事だ。生命は、零より 壱を選ぶものだろう)

【雨秋】:(そうだな……、嗚呼だから俺はいつも思うんだ)

【RL】:【パリア】(何を、だ?)    

【雨秋】:(何で生きてるんだろう、って) そこに、帰結する苦悩。

【RL】:【パリア】(要らん事を考えるな、君は。その考えは生存に邪魔だ、捨てたほうが良い)    

【雨秋】:ざぶ、と起きる。 「人生とは、ほとんどがいらねぇ事だよ、パリア」 誰もいないその浴場に声が響く。

【RL】:【パリア】(……) 経験の無いパリアには、返す言葉は無かった。

【雨秋】:「ここ数日で思った。お前は、凄くシンプルだ」

【RL】:【パリア】「どういう意味だ」

【雨秋】:「お前は俺を生かしたいんじゃない、お前が生きたいんだ」

【RL】:【パリア】「そうだ。そのための手段として君を生かしている」

【雨秋】:「ああ、だから。それはとても俺に”合って”る。凄く”分かりやすく”、納得もしやすい」 ざぶ、と湯から上がる。

【RL】:【パリア】「…─君は複雑だな」    眉を顰めたまま、パリアは身体についた水滴を払う。    

【雨秋】:「長いプログラムは迷宮化しちまうだろ?人間もそうなんだよ。そう、複雑なんだ」 ぺたぺた、と男湯のある方の、壁に向かって歩く。

【RL】:え、どこいくの?

【雨秋】:いや、壁際に行くだけですよ。息を吸う。「夜長ーーーーーー!」    

【RL】:銭湯かよ!(笑)

【雨秋】:大体こういうとこ、上繋がってなくね?(笑)    

【RL】:上の方の仕切りは確かにないけどさ。銭湯かよ!(笑)(二度言った)


『なーんだーい!?』     

 2秒後。反響した声が響いてくる。     

「石鹸頂戴」    

『気をー、つけてねー!』     

 カコンッ。    

 落下音。からからと軽い音を立てて、床を転が る石鹸。    

「……渡すヨナガもヨナガだが…」 

 パリアが言葉を濁す。     

「さーんきゅー。後で背中流してやるよ」

 本当か嘘か、判別つかない声で礼を述べてか ら、身をかがめて、石鹸を拾う。

   『だ、だーめ、だよー!!流石にッ!!』    

    

【RL】:なんか言ってる。    


「ばーか!本気にすんなよ!」     

 そういうと、洗い場の方へとゆっくりと歩い た。    

    


【RL】:さて、状況が動くわよ。あれから大体3日くらい。    

【雨秋】:ういよー。

    

●RESEARCH: 4    

◎Scene Card : TALKIE ( 回復 )    

・Stage :(株) 特異進化人類研究機関 / White 雨秋:7/3

†BGM : 「Nikopol」(http://www.nicovideo.jp/watch/sm1217074)    


「ごめん、雨秋ちゃん」

 夜長が、申し訳なさそうに言う。     

 「ケルビムの査察がきててね。今日はちょっ と、此処で大人しくしていたほうがいい…と思う。ごめん」

【雨秋】:やめ、やめろっ!死にフラグはっ!

    

 食事のトレイだけ置く。     

 ちょろちょろ本社内を歩き回ったりバスルーム にいったりできていたのだが、今日はNGということらしい。    

【雨秋】:腕から生えたパリアと、顔を見合わせる。    「分かった」

【RL】:【夜長】「ごめんね」

【雨秋】:「でもさ」

【RL】:【夜長】「…ん?」    

【雨秋】:トレイを指さして。 「俺が飯食ってる時間ぐらい、ちょっと待てない?」

【RL】:【夜長】「……うん。いいよ」 椅子を引っ張り出して、座る。相も変わらず、困ったような笑みの似合う男だ。


 ここ数日、面会に来るのはほぼ夜長一人。 会話をした相手も、ヨナガ一人。いや、正確に言えば、パリアもいるが。軟禁という状態であったとはいえ、寄る辺のない身の上では、親身になってくれた人物 に少しでも心が傾かない、という訳が無かった。

【雨秋】:「なぁ、パリアって飯食わないでいいの?俺から栄養をとってるわけ?」 ずず、と味噌汁を吸いながら、飲んでみる?とパリアに差し出してみる。     

【RL】:【パリア】「まぁ、そういう事になるのかもしれんが─…私達にとっての食事は、r.U.n.だからな。……一口」 少し舐めるように飲む。  「…悪くないな。嗜好品として、だが」 ところで、パリアが食べた物は何処へ……まぁいいや。

【雨秋】:「なるほど。嗜好品、それは大事だな」 お椀をそこから放して、再び口をつけながら。 「あ、そうだ。夜長」

【RL】:【夜長】「ん?」    

【雨秋】:「何かいつも、観察されてるみたいでアレだし。どうせなら、一緒に食おうぜ。今度」 幾分か、ここ数日で解いた警戒。きつい印象の顔に、 淡い笑みを浮かべる。

【RL】:【夜長】「あー、そうだね。…カロリーブロックばかりなのもあれだけど」 苦笑。って、フラグたてんな!(爆笑)

【雨秋】:え、死にフラグかって?いや、これは生きて食べようっていう、フラグですよ!多分。

【RL】:それ、TRPG業界だと伏線or死にフラグのどっちかにしかならないだろ!

【雨秋】:ばっか!伏線なんだよ!!!

【RL】:【夜長】「………。そうやって笑うと、うちの姪に良く似てるよ、うん。かわいいかわいい」 親戚に対してかわいいかわいい連呼するおっさ んいるよね。

【雨秋】:「……知ってるか?夜長」    

【RL】:【夜長】「なに?」    

【雨秋】:「女を褒める時は、他の女を引き合いにすんな、っていう暗黙のルール」

【RL】:【夜長】「……32年生きてて初めて知ったかな」

【雨秋】:「そいつあいい。墓場まで刻んで役に立ててくれ」

【RL】:【夜長】「というわけでかわいいよ?」

【雨秋】:ぶっと再度口をつけてた味噌汁を吹く。

【RL】:【パリア】「………」 無言のパリア。呆れているんだろう。KY!夜長KYです!    【夜長】「あ、布巾持って来てるから」    

【雨秋】:そう言った、夜長の白衣を掴む。「いい」

【RL】:な、なんだ。 【夜長】「え、ちょ」

【雨秋】:いや、白衣でふかないよ!

【RL】:危ないところだったぜ…。

【雨秋】:「いい……から、そこにいて」 袖口で、わずかに口元に吹き零れた味噌汁を拭う。 「たいした量じゃねぇよ」 早口にまくし立てた。

【RL】:【夜長】「……?」 きょとんとしてから。「そう。良かった」    

【雨秋】:「なぁ、この計画。あんた一人で?」 つんつん、とパリアとつつきながら。

【RL】:【夜長】「僕は主任っていうだけで─あ、けど、基礎理念の部分は全部僕かな。作業は他の人も、後アドバイザーが一人」

【雨秋】:「アドバイザー?」

【RL】:【夜長】「うん。そういえば最近見ないなぁ」

【雨秋】:「どんな研究者なの?ヨナガみたいな?」

【RL】:【夜長】「いや…良く分からない人だよ。天泉・エルフプッペっていう女の人」

【雨秋】:「変わった名前だな。天才研究者とかそんな感じ?」    

【RL】:【夜長】「…それが、良く分からないんだよね。確かに、研究の役に立つ基礎理論をいくつか提出してくれたんだけど」

【雨秋】:「ふぅん……」

【RL】:【夜長】「あ、これ」

【雨秋】:「ん?」

【RL】:ポケットから取り出した煙草の箱を、手を伸ばして渡す。

【雨秋】:「おっ」 ソレを受け取って嬉しそうな顔をする。 「何日ぶりかな〜」

【RL】:AD.20をあげよう!データ効果ねぇけどな!    購入値1だし。

【雨秋】:もろた!

【RL】:【夜長】「AD.20でよかった?」    

【雨秋】:「うん」    

【RL】:【夜長】「ライターも…ええと、あったあった」 ライターを置いて、立ち上がる。

【雨秋】:「お、気が利くね」

【RL】:【夜長】「忘れそうになったんだけどね、同僚が渡してくれた」

【雨秋】:「っと、もう行く?」    立ち上がった夜長を見上げる。

【RL】:【夜長】「…ああ、うん。ごめんね、ちょっと呼び出しが」    はは、と笑う。本当は、もう5回くらいポケットロンが鳴っていたのには、気付いていたが。

【雨秋】:「分かった。えぇと、次は夜かな」

【RL】:【夜長】「そうだね。他に欲しいものとかあるかな?」

【雨秋】:「……そろそろ肉?」

【RL】:【夜長】「陳情してみましょう。今日の実験が上手くいけば、r.U.n.の寿命を延ばせるかもしれないんだ」

【雨秋】:「へぇ」 パリアを見る。

【RL】:パリアは肩を竦めた。 無理だ、と言うように。 【夜長】「そしたら、君も監視ながら外で生活できる」

【雨秋】:「いいのか?」 外で生活出来るという、事に。    

【RL】:【夜長】「やってみせる。こう見えても、僕は偉いんだよ?」

【雨秋】:「偉いんですか」

【RL】:【夜長】「ただ─その、君は」

【雨秋】:「ん?」    

【RL】:「そういう仕事-Biz-をする人間なんだろう?」

【雨秋】:「そうだ」 頷く。

【RL】:【夜長】「そういうことは止めてほしい、と。……お願いだけしてみるよ」 困ったように笑った。    

【雨秋】:「……なんで?」

【RL】:【夜長】「危ないから」

【雨秋】:「……ああ」 頷く。 「パリアに死なれると、困るから、か」 理解したような顔。

【RL】:【夜長】「…………。そうだね。けど、君の事も心配だ。…って言うと君、ちょっと不機嫌になるよね」    そう思っていても言う辺りが、この男が夜長である所以か。

【雨秋】:早速、多少不機嫌そうな顔をしながら。    「先読み、すんな」

【RL】:【夜長】「ごめんね?」    

【雨秋】:寝台の上で、中腰に立ち、ヨナガの、くたびれて、ちくちくした無精ひげの生えた頬を挟み込むように手を添える。 「俺の事はいい。あんた は、姪っ子や、パリア達を心配すりゃいいんだ。どうせ、先日始末されてた命だ。俺の代わりは幾らでも利く。心を砕くだけ無駄なのさ」 

 

   

【RL】:【夜長】「…知ってるかい?」 目の前で、男は笑った。ぽんと、雨秋の頭に手を置く。 「正義の味方はね、子供達みんなの味方なんだ。そ して、無駄な事でも、無理だと思ったことでも、絶対に成し遂げる。─30分くらいでね」

【雨秋】:「それは、とんだマジシャンだな」

【RL】:【夜長】「凄いだろ?」 全ての薄暗い面を全部見ておきながら、こんなことがいえるこの男は、ポジティブというか…なんだ。アホなんだ が。

【雨秋】:「ああ、凄いよ。あんたは凄い」 そして、とても痛い。雨秋は、その苦痛に顔をゆがめる。 「砂糖は甘い。でも、その甘さを知らなけれ ば、人は誰も欲さないのに。痛ぇよ、夜長。お前のその優しさは、全ての生あるものに向けてなのに。行けよ、魔法使い。あんたの魔法を必要としてる奴は、ご まんといるさ」 そういって、頬から手を離した。    

【RL】:【夜長】「五万でも、百万でも、一億でも、人数に限りなんて無いんだよ。だから、"魔法"なんだ」 夜長は、背を向けた。 「─君は本当 は優しい子だ、生きなさいとかいうつもりはないよ?寧ろ、僕は性悪説寄りの考え方だ」    

    

 彼はトレイを持って、扉を開ける。     

「人は、愛とか、正義とか、友情とか、そういう のを受けて、知るんだから。」     扉が閉まる。    

 パリアが、くだらないとでもいいたげに肩を竦 める。

 ぱたた、と寝台に小さな水の染み。


 あぁ、だから夜長。    

 俺はソレを知ってこなかった、子供だから。     

 今までの世界を壊すそれは、身を焼く様な熱が 伴う。


 いまさら、知るのが怖いんだ。と、彼女は一人、己が身を抱いた。


【RL】:RLシーンが一つ入って、クライマックスにいくんだぜ。最後のリサーチである。

【雨秋】:なん、だと。パリアの能力を、まだ知ら、ない、ぞ。具体的にいうと<コネ:パリア>のスートが合わない。     

【RL】:そういえば教えてなかったな。(真顔)    


†“Paria”    

・特性 :〈隠密〉    

・武器化:〈隠密〉種別:斬(物理攻撃)     

・変異 :“概念迷彩”…… 全ての攻撃が[対決:※<知覚>]となる。    

●暴走 : 物理攻撃リアクションの達成値に+5、自身が受ける肉体ダメージに+10。    ・A.V.E.“マリーシの陽炎”    

 対象の“r.U.n.”の“可能性”をコ ピーすることができる。発現はオートアクションである。    

  *A) ダメージを受けた際に使用。同様のダメージを、攻撃を行ったキャラクターに与える。    

  *B) そのシーン内で使用された“A.V.E”をコピーする。    

    同じ“A.V.E”を重複して使用し た場合、データ上の効果が二倍になる。    

【RL】:まぁ、流石にパリアが教えるよ!

【雨秋】:もろた!

【RL】:尚、受けたダメージを相手に与えるA.V.E.は、以前京児さんがいってたように、ダメージはダメージ適用後に使用してそのままのダメー ジを相手に適用させます。ダメージ軽減技能も不可。

【雨秋】:了解っ!

    


●RESEARCH: 5    

◎Scene Card : HAILANDER ( 希望 )    

○Scene Player:RL Scene    

・Stage :(株) 特異進化人類研究機関 / White 雨秋:6/3    

†BGM : None...    

    

「なるほど。有難う御座います、聴取はこれ で。」         

 ケルビムの制服を着た男が、立ち上がる。(http://ukaie.awg-fsmd.jp/_nova/archives/T_Ukai/20080908_8.gif)     

    

 まだ納得はして いない様子だが、なんとか引き下がってもらえた。

「…ふぅ」    

 一人になって、夜長は長い、長い溜息をつい た。    

 限界まで疲労が溜まっている。一度仮眠をとら ないといけない。    


 PiPiPiPiPiPi...    

─そこに、呼び出し音。     


「はい─あ、はい」    


 DAKを叩き、すぐに姿勢を正す。    相手は、特異研CEOだ。    


「はい……はい、……  え?  」     

 かたん。    

 持っていた資料が、床に落ちる。



【雨秋】:な、何が起こってるの!?もう、r.U.n.同士食い合え、と!?     

   

 DAKに食って掛かるように、身を乗り出す。    

「待ってくださいッ!!それではあまりにも─彼 女は巻き込まれただけです、今回の実験に直接関係は無い!案件010.SSが成功すれば、その必要すらなくなるんです!ですか、ら─…」     


「…中止?何故?」    

     『これは決定事項です、九社前主任』


 矍鑠とした 老婆が、冷たく告げる。    

『"第三次暁計画"を、実効に移します。実験体の戦闘演習に丁度良いではありませんか。 "Paria"を遣いなさい。開始は30分後。以上です』

【雨秋】:な、七緒ーーーー!?    

    


†BGM : 「傷跡」(http://www.nicovideo.jp/watch/sm4441392)    


 通信の切れた部屋の中、夜長は一人、俯いた。    

 もう少し。    

 もう少しだというのに。     

               速度が足りな い。これでは。    

【雨秋】:おい。速度とか言うてるで。上げれってことか。(上がりそうな台詞を探し始める)

【RL】:ちがっ。(笑) ほら、3rdの条件満たせないじゃん(笑)    

    

「……駄目だ、そんなの。…………良し」     

 逡巡は、2秒。    

 正義の味方は、動き出す。     


 せいぎのみかたは、五万、十万、十億万でも救わねばならない。    

 しかし。    

 目の前の一人を見捨てるものもまた、正義の味 方たりえない。    



    

■舞台裏    

・雨秋    

■r.U.n. 構想について    

【RL】:〈社会:企業〉〈社会:テクノロジー〉〈社会:ストリート〉〈コネ:r.U.n.〉 10.13.15。

【雨秋】:<社会:ストリート>外界、で13まで開けた。


10: “Company”と呼ばれる集団によって行われている秘匿実験。“r.U.n.”という存在が絡んでいる以外、詳細は不明。    

13: その名は“rebirth.Universal.nature.”――『全世界自然再生計画』の頭文字に由来する。    

 “r.U.n.”を用いて“災厄”後の自然 を、ありのままの姿に戻すことを目的として行われる壮大な計画。    


●CLIMAX: 1    

◎Scene Card : KAGE-MUSYA ( 自己犠牲 )    

・Stage :(株) 特異進化人類研究機関 / White 5/4    

†BGM : 「-Rock the Carnival-」(http://www.nicovideo.jp/watch/nm3540526)    


 ウィー……ン…    

 扉が開いた。いつもとは違う、軋んだ音を立て て。    

【雨秋】:「?夜長?随分早く用事が終わったんだな?」    

【RL】:─居ない。ちなみに適当な判定で手ふだまわしはしてもいいので、悪かったらまわすんだ。    

【雨秋】:知覚失敗 ハート5捨て。札回しておこう。うわああああああああああああああああああああああああああああ!もっと悪くなった!

【RL】:オワタ。そう言って見た先には。誰も居なかった。    


「……ウシュウ。これは奇妙だ」     

 パリアが顔を出し、訝しげに言う。     

「……パリア、何か感じないか?」     

 寝台から体を起こす。

【RL】:【パリア】「…何も。そう、何も、だ。あの扉は、どこかからの遠隔操作で開いた。この建物を把握している人間が開けたのだ」     

【雨秋】:「……何かが来る、ってことか?それとも、出ろってことか?」 もう一度目を、感覚を澄ますが……。

【RL】:【パリア】「前者でなければ、後者だろう」    何もいないように感じる。少なくとも、今はだ。 「…良いように考えれば、脱出の機会ではあるぞ?君の体調も回復した。今なら、"戦闘形態" への移行も可能だ」    


 ここ数日の、夜長の庇護下にあったことで 勘が鈍ったのか、何も伝わってこない。

 だが。    

 瞑目。    

「そうだな。逆手に取ろう。人の監視下にあるな んて、まっぴら御免だ」    

 死ぬまでモルモット。馬鹿らしい。     

【雨秋】:「長柄ぐらいになるか?」 手近な武器になりそうなものがないか、点滴の器具を見る。ひんやりとした床に脚を下ろす。    

【RL】:【パリア】「戦闘形態ならば、皮膜が武器として使える。だがまぁ、射程を補う意味ではそれも悪くないな」 パリアはマントみたいな皮膜を 纏ってるのがデフォらしい。それで斬属性の攻撃が出来るんだぜ!

【雨秋】:「なるほど。ンじゃ、軽装の方が好都合だ。俺はもともと、超至近の格闘の方が向いてンだよ」 本当は銃が欲しいところだが。     

【RL】:【パリア】「成程。センスは格闘向け、しかし膂力が足りずに銃火器に頼ったのか」

【雨秋】:「いや?」

【RL】:【パリア】「ん?」

【雨秋】:「火器のほうがな。相手の感触が伝わらなくていい」

【RL】:【パリア】「─…それも良いだろう」 どういう意味なのか。パリアは、そういって低く笑った。

【雨秋】:「こないだのビズと、今回の夜長との”サンポ”のおかげである程度部屋の構造はわかってる。出来れば、薬品を調達したい」 ブランチ:ア サシンなので!ドラッグが欲しい!返してッ!(笑)

【RL】:隠密で16以上出せば、手持ちのアウトフィット相当の代用品を、見つけられたことになる。プレアクトで買った、サタデーナイトもあげるよ (笑)

【雨秋】:堕天もくださいよ。RLのさしがねの堕天。 (嘘)

【RL】:あげよう。持ってけ!!

【雨秋】:もろた。常備化。

【RL】:このやろう!?いいだろう!するといい!    

【雨秋】:まじで!    

【RL】:ええよ。ドラッグ一つすきなのあげるーって言おうとは思ってたし(笑

【雨秋】:おう。まぁ、必要なのはアウトフィット内で揃ってるし、もってるんだ!

■〈隠密〉要求    

【雨秋】:「行くぞ」    

【RL】:【パリア】「ああ」

【雨秋】:<隠密>+<影化>     感情2+4影化+パリア6+札Q=22。    

【RL】:【パリア】(─気付いているか?ウシュウ。隔壁が降りている。誘導しているようにしか思えない) ルートが限定されている。目指す先は一 つということだ。隔壁をぶち破る事も、できなくはなさそうだが─。    

【雨秋】:(音が漏れて見つかる、か) 隔壁にぺたりと手を添える。    

【RL】:(流石に、な)    というわけでもってくといい。後、隔壁破るのは宣言で。

【雨秋】:「だが、誘導ってのは、もうこっちがそのルート来るってわかってるってこと、だろ?」    

【RL】:【パリア】(─そうなるな。全く…)    

【雨秋】:「ところで、だ」 こんこん、と横の壁をたたく。    

【RL】:【パリア】(うん?)    

【雨秋】:「隔壁と壁、どっちが丈夫だと思う?」    

【RL】:【パリア】(壁だな)    

【雨秋】:「了解っ。やるぞ、パリア」    

【RL】:【パリア】(ああ。戦闘形態への移行は、君が脳内ニューロンを活性化させて行う。なんでもいい。身体のスイッチを入れ替える基本動作を設 定して─……)

【雨秋】:「へ、……変身……ってやつを」 なんだか、恥ずかしげに。    

【RL】:【パリア】(…恥ずかしがるなら、指先の動きとかでも大丈夫だ)    

【雨秋】:「ど、動作が必要なのか?え、えぇっと…じゃぁ、これで」 パチンと指を鳴らす。    

【RL】:【パリア】(r.U.n.と人との境目はつけねばな。肉体が自己を見失い、アポトーシスが─……ああ)    


 どくん。  

 湧き上がるのは、生への渇望。     

 脈動する、灼熱の命の奔流。     


    

 全身を覆っていく、薄い甲殻。光を一切反射し ない、真の漆黒。    

 装甲の各所から伸びた薄い皮膜が、外套のよう に身を包んだ。    

 ─周囲から迷彩される。     

    

 1秒と立たずに、そこには異形のヒトガタが顕 現した。    

     

【RL】:【パリア】(私の変異特性を、"概念迷彩"という)    

【雨秋】:ぴかぴかに磨き上げられた床に、おぼろげにアルようなナイようなシルエットが映っているのを見る。    

【RL】:【パリア】(知覚手段の根底に訴える迷彩能力だ。相手の知覚手段の種類を問わず、全てに有効な迷彩効果─君には合うだろう)     

【雨秋】:(なんだそりゃ。なんか、むちゃくちゃなもん、作ってたんだな夜長達は……。こんなんで地上の緑とやら、自然やらが復活するのか?)     世界の再生と、変身ヒーロー。それが、どうしても脳内で結びつかない。 (しかもやらせるのが、r.U.n.とr.U.n.。人間と人間の殺 し合い、喰い合わせ。何処の悪趣味な、カルト集団なんだ?) 足音も無く歩き始める。    

【RL】:【パリア】(知らんし、興味も無い。少なくとも、私には植林の趣味は無いな)    

【雨秋】:(夜長も可哀想なこった。息子達が親の心知らずってか)    

    

 隔壁を、切り裂く!    

 ゴゴ…と音を立ててスライドしていく隔壁で あったモノ。ソレを、乗り越えルートからそれる

    

【雨秋】:(ちょっとは、世界を再生してみたらどうなんだ、ええパリア?)    

【RL】:【パリア】(私の寿命が約束されて、それをすることで私に利益があるのなら、な)    


・Stage :(株) 特異進化人類研究機関-ホール / White    


 玄関へと続く広い空間へと出た。流石に真正面 はどうかとは思ったが、どうにも人が居ない。    

 立ち並ぶ高い柱 が、出入り口へと伸びているのが見えた。   

【雨秋】:(……) ひょこ、と柱の影から顔を出して伺う。    

【RL】:玄関ホールで、バルコニーみたいになってる場所に出た感じ    

【雨秋】:どんだけ、あぐれっしぶなんだ。玄関で戦わせるなよっ。(爆笑)

【RL】:まったくだ。    

【雨秋】:(なんか、出れそうな……。罠のような…)    

【RL】:【パリア】(そんなまさかとは思うが…罠じゃないとしたら、間抜けすぎだ)    

【雨秋】:(だよなぁ……) 遠い目をしながら、天井を見上げる。    (俺が逃げたらやっぱ、夜長って始末書かなー……)    

【RL】:【パリア】(君の扱いは実験体のそれではなかった。ヨナガが全責任を負っていたと見るべきだな)    

【雨秋】:(……。始末書じゃ、済まない……か。でも、逆に考えればそれだけの我侭を言える立場だった……彼的に言うなら”偉かった”わけだ。企業 がまだ、利用価値があると思えば、殺しはしない……よな?)    

【RL】:【パリア】(飼い殺しという言葉もあるが、な)    

【雨秋】:(ヨナガ・ザ・マジシャン。魔法でそこはなんとかしてもらおう。32歳なんだしアイツ) いつもの調子が徐々に戻ってきたようだ。     

    


 最後に、一度だけ。     

 一度だけ、隔壁を抜けてきたあの白い病室のよ うな部屋を思い出す。

【雨秋】:(行くぞ、パリア)    

【RL】:【パリア】(ああ)    

【雨秋】:(全部、ぶっ壊してやる)    

    

 ざざざざざざざざざざざざざざざッ!!!     


 そして。予想通り、完全武装の男達が展開した。    


【雨秋】:(きたきたきたきた!お出ましだ、パリア!)    

【RL】:【パリア】(この程度─…。では、なさそうだ)    

    

「ま た会ったねェ──宿主-Normal-!!」    

【雨秋】:「……ダレ?」    

【RL】:正面玄関を塞ぐように立つ、一人の─少女。(http://motiron.hp.infoseek.co.jp/html/NOVA/rakugaki/ph.jpg

【雨秋】:女の子か!    


 以前見た時は少 年のように見えたが─。    

【RL】:ウシュウを最初に見たので、対抗意識で女になりました。    

【雨秋】:なん……だと……。

【RL】:【パリア】(……培養槽に一緒に居た…実験体だな)    

【雨秋】:(あぁ……あいつね。こんな奴なんだ、ふぅん)    

【RL】:【七緒】「─誰とはご挨拶だね、"ただの"宿主」 数歩、近づく。

【雨秋】:「だって、あんたの名前知らないもん」    黒く、華奢なシルエットが腰にてをあてて、立つ。    

【RL】:【七緒】「…いいよ。一度だけ教えてあげる。僕は七緒常花─"Perfect host"」 見下すような笑みで、ぐいと胸を張る。    

【雨秋】:(おい、パリア。こいつ、自分でパーフェクトって言っちゃったぞ)

【RL】:【パリア】(ほうっておけ。自尊心が高いんだろう)    

【RL】:【七緒】「君のような、ただの宿主を駆逐するために生まれた最強の宿主─話を聞けよォッ!!」    跳ね上がるように声の調子が変わる。激昂。


 ガゴンッ!!振りぬいた彼女の左手が、大 理石の柱を一撃で砕いた。

 ぐらりと傾ぎ、鈍い振動と共に壁へと倒れてい く─直径2m近い柱。

【雨秋】:『……。あーはいはい。ごめんごめん。聞いてあげるから続けて?』 なんだかちょっと、暖かい眼差しになった。

【RL】:【七緒】「……それでいいんだ」    気付いていないのか、再び余裕有る態度に戻る。

【雨秋】:RLがなんか、キラキラしてる。    

【RL】:【パリア】(ウシュウ。周囲の部隊は、手出しをするつもりはなさそうだ。巻き込まれたくないんだろう。我々の逃走を妨害するだけだろう な) 【七緒】「君は、僕の最初の獲物に決定したんだよ。"Paria"の宿主。僕の力を証明する良い機会だ!!君も、一瞬で、すぐに、苦しまずに死ねる よ!」    大きく手を広げ、演説するように声を張り上げる。    

【雨秋】:『成る程、成る程。ソレはどうも有難う。ありがたくて色んな意味で涙が出そうだ』    

【RL】:【パリア】(………付き合いがいいな) 【七緒】「判った?準備はいい?思い残すことはないね?」    

    

    

 にぃ、と歯をむき出して笑い。     

「じゃあ始めよう!2秒で終わるよ、安心し て!」    

 脚を肩幅に、大きく開く。     

 両の腕を水平に。貫くように翳して─右腕を、 ぐるりと回す。    

Maria / metamorphosis!

    

【雨秋】:こいつ、自分で作っておいてなんだけど。相当可哀想な子や……。(脳みそ的な意味で)    

【RL】:【パリア】(最速のr.U.n.、Mariaだ。速度では比類なく、飛行能力・斥力制御による防御能力も併せ持つ。優秀、というべきだ な)
http://www.cronos.ne.jp/~tdsnihon/nova/run/character/m_02.jpg)     

【雨秋】:(最速、ね)    付き合いに、『おー』といいながら、七緒に向けて手を叩く。 (パリア、お前は?)    

【RL】:【パリア】(最消のr.U.n.とでも名乗るか?)    

【雨秋】:もっとも隠れるのが得意な男。すぱいだーま! (音の響きだけなら、一番ちっちゃそうに聞こえるな、それ……)    

【RL】:【パリア】(字面で判断しろ)    

【雨秋】:(おげおげ)    

【RL】:【七緒】『さぁ、さぁ、さぁさぁさぁさぁ!!二秒ォオオオオオオオオオオオオッ!!』    


 ガウッ!!!    

 目の前から、七緒の姿が消える。     

 一瞬で音速に。    

 ソニックブームを撒き散らしながら、玄関ホー ルを派手にブチ壊して飛びまわる。    

【RL】:【パリア】(─来るぞ)    

【雨秋】:(ああ)    


  その場から、”掻き消えた”よう。    

    

【雨秋】:(卑怯結構、ぶっ殺してやれ!)    

【RL】:【パリア】(─得意分野だッ!!)    

【雨秋】:というわけで、カット!GOGO!    



■CUTIN!!    

●CLIMAX: 2    

◎Scene Card : NEURO( 進歩の限界 )    

・Stage :(株) 特異進化人類研究機関-玄関ホール / White    

†BGM : 「 」(http://www.nicovideo.jp/watch/sm2108072)    


・状況説明    

 (七緒) (雨秋)    

※狭いホールの為、相対距離は「中距離」までし か離せない。    


・AR&SetUp申告    

【雨秋】:AR2 セットアップなし    

    

【RL】:七緒 AR:2 / SetUp:〈実験体〉【理性】7+S9-2(マスターウェイト)=14 【理性】+2    

    

・AR2:雨秋 With Paria

【RL】:ヤチマエ!

【雨秋】:リアクション!

【RL】:なん…だと…    

【雨秋】:考えた結果リアクションにしました。


・AR2:七緒 With Maria    

【RL】:【七緒】『ッイェェエエエエエエエエエエエエエアッ!!!』    


 快哉。流星の様に軌道を変え、身体ごと突 撃する。    


【RL】:1.マスターウェイト:解除    、2.トレードマーク:r.U.n.:準備。M.〈運動〉〈地走り〉、【理性】13+7(r.U.n.)+SA=31。

【雨秋】:装甲7+トレードマークで9ダメージ減少か。後、生体装甲とか着てたかなーうーん。

    

【七緒】『"ジヴリールの…ッ、翼ァアアアアアアアアアアアアア!!!"』    

【RL】: A.A.V.E."ジヴリールの翼":達成値+10!!    =41 おらおらおらぁっ!    

    

 ド………────ッ!!!!     


【雨秋】:41、だと?    

【RL】:パネェ。実は火力あんまないけどな。    

【雨秋】:『きたぜ、奴さんのお出ましだ!』 待ってね、計算する。    


 モロモロの計算結果、リアクションするも 足りず……。

【雨秋】:『パリアっ!!!奪え、奴可能性を!』    

【RL】:【パリア】(─造作も無い)    

【雨秋】:『“マリーシの陽炎”ッ!』    

【RL】:っと、AVEきたか!    

【雨秋】:うん!空蝉で畳み込みたいんだけど。よし、差分もないしくらお…う?いや、喰らったら死ぬか!?    

【RL】:相手の攻撃は、7+札なんだぜ!え?7+札?(確認)よ、よわっ!(笑)

【雨秋】:よし。いける。ジブリールの翼をコピーすれば、いい気がする。

【RL】:隙狙いしないと殺せないことが判明しました。てか、初期段階だと弱いな。DMG(殴):7+DQ=17!


 ゴガガッガガッガガガガガガッガガガガガ ガガガガッ!!!!    

 凄まじい衝撃─!!    

 だが、その七緒 の背後に構築された、それと同じものが雨秋の足元から立ち上がり、その攻撃を押しとどめる!!!!!    


【RL】:【七緒】『……なんだよそれ』    

【雨秋】:『パリア、結構やれンじゃん、お前!』    

【RL】:【パリア】(当たり前だ) 【七緒】『なんッだよッッッそれェエエエエエエエエエエエエ!!!』    


 ゴガガガガガガガガ ガッ!!     

 展開された斥力の壁を、何度も何度も殴りつけ る。    

    

【RL】:【七緒】『ソレは僕のッ、僕のマリアだッ!!!なんでお前が使うんだよォオオオオオオオオ!!!!』     だめっこっぷりを発揮。まぁA.V.E.使うと強いし……。

    

・AR1:雨秋 With Paria    

【雨秋】:m:サタデーナイト準備。<運動><白兵><隠密><影化><猿飛び> <射撃><ガン・フー>。理性:7+ドラッグ2+影化4+猿飛び4+パリア6+札8=29!

【RL】:ギャー。(笑)

【雨秋】:『腹ががら空きだ』 斥力の壁が消えた瞬間、零距離で鉛球を吐き出すそれを、押し付ける!    


A.V.E.  ”マリーシの陽炎” to ”ジヴリールの翼”

【雨秋】:その翼が、後方に開く!達成値+10!達成値を19下げて、隙狙い19!

【RL】:NoReAction!!    

『なン…ッ!!』    


【RL】:DMGPLZ!!

【雨秋】:ダメージ:サタデーナイト4×2+クローバー10=18(殴) 『押し込め、パリアァアアアアアアアアアアアア!』

【RL】:【パリア】(─ッ!!) しかし、トレードマークは有効なのだよ…!!    

【雨秋】:あー、たしかにいいいいいいいいいいいいいい!

【RL】:18-2(Outfits)=16。

【雨秋】:あ、でも。16って!    

【RL】:そして!〈硬化〉【外界】D3。16-4(Skill)=12。12:脚部損傷 / 転倒!あぶねええええ!(爆笑)

【雨秋】:くそっ、転倒か!飛んでるから関係なさそーー!

【RL】:【七緒】『…………ッッ!!!!』    


 それは、生 存本能か。咄嗟に身を捻り─零距離で放たれた弾丸が、脚部を穿った。    

 バランスを崩し─。

 ズガガガガガガガガッガ!!


─床を削りながら、柱に激突する。    

『く…そっ、クソッ、くそっ、クソクソクソクソ オオオオオオオオオオオオオオオ!!!』    

【RL】:”ジブリールの翼”。追加で1点使うごとに、ARが増えたりするんですが。


”ジブリールの翼”

*B) メインプロセス中に行う、移動攻撃の達成値に+10する。この効果中に、更に[A.V.E.ポイント] を追加で1点消費することで即座にプロットを一枚追加する。        

【雨秋】:確かに!    

【RL】:ジヴつば。使う?

【雨秋】:んー。神業ろうかと、思ってまし、た!    

【RL】:よし!こい!    


《と どめの一撃》    

     

『いい加減、逝けよ』    


 放たれたのは、安っぽい銃からの、知覚出来ない鉛球。    

【RL】:全力で抵抗してやる……。(笑)あ。あ、れ?防御神業…。あれ?えええええええええええ、死んだぁああああああ。(笑)     

【雨秋】:防御神業?そんなものもってませんよ。


※七緒のスタイルは クグツ◎ ヒルコ  カゲ● であり。相手か他のゲストが防御神業を使ってくれないかぎり、防御神業を持たないのです。今回のキャストである、雨秋はプレアクトにあった通り、 一切の防御神業を持ちません。つまり……。

【RL】:う、げ。不可知に対して不可知でリアクされる……。えええええ、ちょっ、おまっ。(爆笑) …射撃武器ないからとどめの一撃をコピーできない… だと…?    

【雨秋】:うん。ぱっぱらー!(キラキラした顔で)


※この時点で、七緒をデザインした片割れ であった雨秋の中の人が、銃火器を七緒が持っていないだろうと踏み、かつ神業構成も把握していたので、《とどめの一撃》を選択しました。画面前で、悪い顔 をしています。良い子はまねしてはいけません。

    

【RL】:《不可知》!


『………ッ!!!僕はァッ!!r.U.n. を宿すためにィィッ!!』    


 思いきり、翼を振りかぶり。真正面に振り下ろす。    

『…其の為に生まれた、僕がァッッッ!!!!』


『ただのニンゲンなんかに、負けるわけ…無いだろォオオオオオオオオッ!!!』

【RL】:〈運動〉。【理性】13+7(r.U.n.)+S4-5(隙狙い)=19。    

【雨秋】:《不可知》していいのかな?

【RL】:イイヨー。通常のリアクションを手札からできる。    

【雨秋】:《不可知》、空蝉とか組み合わさってる上参照!理性7+ドラッグ2+影化4+猿飛び4+パリア6+スペードA    で、少なくとも21以上である!    


 バリイイ イィイイインッ!    


 そこにあったのは、パリアの作り上げた鏡、虚像。    

 それが、擬似的なそんな音を立てて砕け散る。

    

『ぇ』    

『Bye-Bye。生まれてきたばっかなのに、 ご苦労様』    


(ヨナガ、ごめん)    


 引き金を、ためらわずに引き絞った。

【雨秋】:とりあえずデクラがいく、かな?

【RL】:《突然変異》

【雨秋】:くそっ、《不可知》か!? なに、何をなげてくるんだ!

【RL】: ⇒《とどめの一 撃》

【雨秋】:なん、だと。


 手を伸ばす。それは、正しく鏡写し。     

 しかし、ただ一つ違ったことといえば。火器が あり、火器がかった。    

【RL】:射撃武器不所持 / 不成立!!    


『馬鹿な、嘘 だ、アリエナイ!こんな事があっていいはずはないッ!!アリィイイイイエナァァアアアアアアアアアアアアアアアアイッ!!!』    


【RL】:ちんだ。

【雨秋】:マリアもろた。

    

          カン。     

     

 頭蓋骨が打ち抜かれる音は、軽く。     


■CutOUT!!    


 †“Maria”     

・特性 :〈運動〉    

・武器化:〈運動〉種別:殴 (物理攻撃)    

・変異 :“飛行可能”……移動距離が常に2 段階延長される。飛行しているものとして扱う。    

☆A.V.E.“ジブリールの翼”     

 背部の翼を展開させると同時に、斥力場を展 開させる。発現はオートアクションである。    

  *A) 物理攻撃・精神攻撃のダメージを[〈運動〉Lv*5]点軽減する。    

  *B) メインプロセス中に行う、移動攻撃の達成値に+10する。    

  この効果中に、更に[A.V.E.ポイン ト] を追加で1点消費することで即座にプロットを一枚追加する。    


【RL】:ほいちょ。


●CLIMAX: 3    

◎Scene Card : AYAKASHI ( 解決できない命題 )    

・Stage :(株) 特異進化人類研究機関-玄関ホール / White    4/2

†BGM : 「 」(http://www.nicovideo.jp/watch/sm2108072)    

【RL】:【パリア】(─捕食するぞ?)

【雨秋】:(ああ、やれ)


 ずる…ッ。

 皮膜が捻れ、何本もの触手へと転じる。     

 吹き飛んだ七緒を空中で貫いて─。     

    

 ず、ず…ッ。 ぐじゅっ…。     

 

 二秒だ。    


  半分くらいの大きさになった、肉片が床に落ちた。    

【RL】:【パリア】(─マリアの可能性を喰らった。飛行が可能だ…)    

【雨秋】:(……え、えぐいなお前……)    

【RL】:【パリア】(…いいじゃないか。このくらいの方が、周りが怯えて良いだろ)  少し上機嫌に答える。    


 そこには、 夜長の願った正義は何処にも見受けられなかった。    

【RL】:後、山札一枚どうぞ。寿命ね。(笑)

【雨秋】:(念じながら引く)おッしゃーーーーーーー!クローバーの9!    

【RL】:チィィッ。


・雨秋13/2(寿命/A.V.E.ポイント)


【雨秋】:(そうだな)    

    

 《不可触》    


 (精々怯えていただいて、出て行こう)     


 自分達が歩むと、蜘蛛のコを散らすように、重武装した男達が避ける。    

(すっかり化け物扱いだ)     

 ため息交じりの心の声。     

(力の差だ。存分に振るえ)     

    

【雨秋】:派手な破砕音を響かせて、ロックされていた正面玄関の豪奢なガラスを蹴り破る。 ヤクザキックで。    


 最後に一度だけ、振り返る。


 カッ…。

 ─十叶、神在。    

 バルコニーの上に、その男は居た。

    

【雨秋】:とがのーーー!

【RL】:(─連戦は無理だ。最速のr.U.n.の力、存分に使え)

【雨秋】:手には、何もない。ゆっくりと、銃の形に変え。撃つしぐさをする。   

 そして。トン、と後方に飛びざま、先ほど得た ばかりの斥力の翼を広げる。    

(わかってる、分かってるさパリア。行こうぜ)     

(ああ)    

 何処へ行けばいいかなんて、分からなかった が。    

 もう一度だけ、夜長に小さく謝ると、雨秋は N◎VAの空へと消えていった。    


【RL】:【十叶】「追跡開始」


 十叶は、低く構え─。


        《タイムリー》    


      ズガァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!!    

 ビルが、揺れた。 ぱらぱらと建材の欠片が舞 い落ちる。    

 十叶神在が、上階を見上げた。


【雨秋】:ヨナガァああああああああああああああああああああああああああ!   

 ミラーシェイドには、天井しか映らないが。     

 「─……夜長。馬鹿な、男め」     

 IANUSに送信された情報に、了解のサイン を返し。    サムライは、踵を返した。

【雨秋】:逃げて!逃げてぇ!    

    

「目標変更」    

「九 社前夜長」    

「項目登録」    

「我 社反逆」    


 友の、最後の大博打に。    

 サムライは、その拳を持って応えるのだ。     

【RL】:次でEDで、第一話終わりかな。で、ここで、いつものr.u.n.なら夜長の逃走で第一話が始まるわけだ。(笑)

【雨秋】:なるほど。

【RL】:カンパニー編楽しいな…。

【雨秋】:楽しいね。    

【RL】:しかもちょうどいいシーンカードだ。

【雨秋】:なに?    

【RL】:カブキの正位置。    

【雨秋】:門出とかだっけ?    

【RL】:そうそう。後は自由とか、出発とか。    

【雨秋】:ふむ。    

【RL】:舞台はもうどこでもいいよ。(笑)どこがいい?    

【雨秋】:じゃぁ、RLが赦すなら、いつもと違うr.U.n.にしてみようじゃない?

【RL】:ほう。        

【雨秋】:キャストが、ヨナガを救ってもいいはずだ。具体的には、UFOキャッチャーしようぜ!ヨナキャッチャ!    

【RL】:て、てめっ。やってみろ!(笑)

【雨秋】:追われてる夜長をキャッチして飛んで逃げようぜ。    

【RL】:マジでえええええ。(爆笑)    

【雨秋】:うん。    

【RL】:OK!!    

【雨秋】:あめあめふれふれ!

    

●ENDING: 1    

◎Scene Card : KABUKI ( 門出 )    

・Stage :木更津タタラ街 / Yellow 12/2    

†BGM : 「魂の慟哭」(http://www.nicovideo.jp/watch/sm63906)    


 ザァァァァァァァァ………     


 ばしゃばしゃと、水を蹴立てる音。     


「は……ッはッ!!」    


 九社前夜長は、走っていた。遠くまで。兎に 角、遠くまで。    

 幾体もの r.U.n.を街に散らした。生き延びてくれることを望んで。    

 後は、自分があ の研究を完成させれば─。    


 ゴガァンッ!!!    


「……ッぅあッ!!」    


 真横のビルが、吹き飛んだ。     

 破片が、強かにヨナガの脚を、胴を打ち据え る。    

     

『目標確認』    


 そこには、異形が居た。(http://www.awg-fsmd.jp/~gotoheaven/images/big002.jpg

「……ッビッグ、ヘッド…十叶かッ!!」     

『我 身歯車』    

『排除開始』    


 大きく腕を、振り上げる。    

 最早逃れる術は無い。     

 この距離ならば、ビッグヘッドの一撃─射出速 度は、それこそ最速。    

 ましてや、r.U.n.を持たぬこの身なら ば、為す術など─…。


 どくん。    


 死にたくない。    

 死にたくない。    

 死にたく─。    


「…ッうぁああああああああああああああああッ!!!」    


【RL】:カモン!    

【雨秋】:ジヴ翼で庇うとかすれば助けていい感じ?    

【RL】:いや、かっさらっていいよ。    

【雨秋】:かっさらっていいのか!    

    


 最消にして、最速。

 展開する斥力の翼。

 それをエコーする、幻。


【RL】:フレーバー的には、二十に重ねないとはじけない!(笑    

【雨秋】:うん、わかってる!から重ねた!!!(笑)


 筆舌しがたい音を響かせて、その攻撃を受け止 めきると、その勢いのままに十叶を弾き飛ばす。

 そして、腕をヨ ナガに伸ばした。    

【RL】:【夜長】「……ッ雨秋ちゃんッ!?」    

【雨秋】:「正義はお前にあるんだろ!魔術師!死なない正義だけが、生き残る、そうだろ!」    

【RL】:【夜長】「……ッ!!」    


 腕を。伸ば す。甲殻に包まれた小さな雨秋の腕を─掴むッ!!    

【RL】:【パリア】(飛ばすぞッ!!)    

【雨秋】: 肯定の言葉は聞かずに、そのまま自分よりも大きな大の男の体を抱き寄せる。

(飛べっ!)


 残像を撒き散らしながら、飛び上がる!    

 一つ、二つ、三つ、四つ。次々と虚像が打ち砕 かれていく。    

 しかし、届かない。    

 後一歩で─    

      ─消えうせる。     


 『目標消失』    

        『…次が最後だ、夜長』    

    


******



 ゴォォオオオオオオオオオ……ッ。


    

 遥かな空。    

 迷彩を身に纏 い、下方からの認識度を限りなく零に近づける。    


【RL】:【夜長】「な…ッなんで、きた、んだいッ!?これで、君は、再捕捉されて…ッ!」    

【雨秋】:「何処に逃げても一緒だった。だから来た」 気流の中、くぐもった声で、淡々と答える。 「補足されなくても、いつか死ぬ。そうだろ?」  寿命という足枷。

【RL】:「……〜そうだけど…」    今回、ヨナガがヒロインだな…。

【雨秋】:「それに」 ……。むぐむぐと口ごもる。    

【RL】:「…?」    

【雨秋】:「……ンだよ」    

【RL】:「何か言いたい事があるのかなって」    

【雨秋】:「助けたかったんだ、あンたを。わりぃかよ?」    


 また、あの きょとんとした顔。    

 そして。    

 ─嬉しそうな笑顔。

【雨秋】:隠れた、表情のおくで。いま、見えていたら、随分とバツの悪い顔をしていたことだろう。

【RL】:ぽん、と。甲殻の上だというのに、頭に手を載せる。 「ありがとう」

【雨秋】:「……うす」    

【RL】:(…無駄な荷物を背負い込むな…) パリアのぼやき。    

【雨秋】:「お前が一番やっかいだっつーの」 パリアに対して抗議。    

【RL】:(君の命の恩人だがな、私は。逆も言えるが)    

【雨秋】:「まぁ、行こうぜ」    

【RL】:(ああ)    

【雨秋】:ここでじっとしてても、ヨナガが凍えちまう。 「それに、俺は。……肉、喰いたい」 がっくりと肩を落とす。

【RL】:「………そういえばそうかぁ。じゃあ、今度食べに─いやすぐは無理かもしれないけど」 呑気な提案が、空に消えた。     

【雨秋】:「いつ、終わンのかな」    



 『何を』とは、明確に言わず。ゆるゆると、移動して高度を落とし始めた。    








          正義の味方、未だ現れず。        

          達は。    

          達は。    

  

          ただ、きる事で精一杯で。    

          ただ─……。    



              「おはよう、今日も良い天気だね」    

     

          別離は突然に。日常は方に。    

     

       「お初にお目にかかります。そして、さようなら」     

        

          邂逅は唐突に。異常は傍らに。    

     

    「この─……バケモノめ…ッ!!俺は、お前等なんかに─……ッ!!」     

    

          決断は曖昧に。受容は断絶に。    

     

      「分かっているんでしょう?貴方だって、人間だもの」    

    

         人類は生存を。野獣は殺戮を。    

    

           「こんばんは、僕の」    

     

          彼等は挑戦を、我々は聖戦を。    

    

    


            「しにたく、ない」    

    

               私は。    

     

           「いきて、いたい」    

     

               は。    

    

          巡り廻って上がる紅紅朱幕。    

          彩る死闘演ずる九ツ獣々路。    

          只今刻より始まる跳梁跋扈。    

          荒唐無稽御伽噺に咲く。    

              

          活目せよ。    

         今、災厄の街を異形達が疾駆する。    

    

       TOKYO N◎VA the Detonation    

         "Under Heven's Bar" Present...Vol.2                

           Script:Fushimidoh & GT Direction:Fushimidoh     

     

               『 r.U.n. 』    

     

            rev.28(2nd)/Ignition     

     

          “rebirth.Universal.nature.(5th)”    

     

    

    

                 ――As soon as man is born, he begins to die.    

                    の淵から運命を奪い取れ。    


■CAST    


 「助けたかっ たんだ、あンたを。わりぃかよ?」    

 

 『Bye-Bye。 生まれてきたばっかなのに、ご苦労様』     


               ─"月無"雨秋 玻璃枝     


               Thanks Cast & Player!!    


                XYZ...    

               ⇒NEXT / Accel...    

    


            ⇒...    

    

            ⇒Happy Birthday!!    


    

【RL】:遅れてだが。(笑)    

【雨秋】:なん、だと!?(笑)

【RL】:お疲れ様でした。    

【雨秋】:ありがとう!ヨナガパネェ。ヨナガもらいました!(もらってねぇ)

【RL】:あげてねぇ!二話からは普通のr.U.nになるかと思ったのに。ヨナガなんでいるんだお前……。    

【雨秋】:RLがなんでも好きにしていいっていうから。    

【RL】:ばっか、楽勝だぜ。ガゴンとか言うぜ。     

【雨秋】:なん…だと。じゃぁ上げる。5thまで

【RL】:なん…だと…。(黙考)なん…だと…?    

【雨秋】:え。GTギア?    

【RL】:なん…だと…?  




END  less.......?
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